リアル・スティール [ラ行の映画]
『リアル・スティール』
“REAL STEEL” (2011・アメリカ・2h08)
製作・監督 : ショーン・レヴィ
出演 : ヒュー・ジャックマン、ダコタ・ゴヨ、エヴァンジェリン・リリー
2020年の父と子の物語。
ロボットボクシングあんまり関係なかった。原作はそっちがメインだったのだろうか。
ロボットボクシング自体は映像に全く違和感がなく迫力が有って良かった。
父と子の物語としては演じた二人が良かった。ヒュー・ジャックマンが演じるやさぐれ男はやさぐれていながら決して汚らしくならない。それがこの人の特性なのかと思ったり。ウルヴァリン然り。
子役の子は元気が有って良かった。地中に埋もれた500キロだかのロボット(小型らしいからもう少し軽いのか)を一晩で掘り起こす11歳の少年。そのお手並みをぜひ見たかった。
原作を読んでみた。短編『四角い墓場』。丁度『運命のボタン』を観た後で買っていたのに収録されていたので。
こっちはやはりロボットボクシングがメインでそれに関わる元ボクサーと整備士の物語。時代は原作が書かれた当時の未来1997年。
映画は原作の設定の一部だけを抽出といった所。『運命のボタン』もそうだった様な記憶。
『四角い墓場』は意外な展開が面白い。映画はどういう過程を経て父と子の物語に変容していったのだろう。それが興味深い。
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