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メランコリア [マ行の映画]


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『メランコリア』
“MELANCHOLIA” (2011・デンマーク=スウェーデン=フランス=ドイツ・2h15)
監督・脚本 : ラース・フォン・トリアー
出演 : キルステン・ダンスト、シャルロット・ゲンズブール、キーファー・サザーランド、キャメロン・スパー







惑星メランコリアが地球に向かってきている。その時人間のあるべき姿とは。



2部構成。第1部では話がどこに向かうのか分からない。もしかして惑星は何かの比喩で実際には登場しないんじゃないだろうかとも思った。
しかし第2部で全ては明らかにされる。
やっぱり惑星メランコリアは比喩なんだろうと思う。それは不安とか絶望とかの。

メランコリア級の超巨大な不安が押し寄せようとした時。その不安を無視しようとする男。ただ闇雲に恐怖する女。不安の存在すら知らない無垢な少年。そして、不安が存在することを受け容れつつその対処が上手く出来なかった主人公。その4人のあり様を捉える。

その最期の時、4人の中でその不安に正面から対峙し堂々と向き合ったのは第1部で散々他人に迷惑をかけた主人公。
その迷惑をかける元となったのは主人公の中にある不安とか絶望とか何かだったのだろうと思う。
しかしその不安とか何かを常に抱えていたからこそメランコリアが迫ってきた時に堂々としていられた。
つまりは大人になったら1つや2つの不安は抱えるべきで(できれば他人に迷惑をかけないで)。誰しもにいずれかはメランコリア級とは言わずとも大きな不安はやってくるのだから。
それを不安を無視したり拒否したりする奴はいざって時に使いもんにならんと。そういう事ではないのかなぁと思った。
ラース・フォン・トリアー監督らしい現代の寓話だったなぁと。

まあ地球があんな状況になったら別に人間としてあるべき姿とかもう関係ないとは思うが。

子供に対しては不安とか絶望を知らなくていいし、またそれを大人が子供に押し付けるべきでもない。って所はラース・フォン・トリアー監督って意外と優しいんだなぁと思った。
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