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TIME/タイム [英数字の映画]

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『TIME/タイム』
“IN TIME” (2011・アメリカ・1h49)
監督・脚本 : アンドリュー・二コル
出演 : ジャスティン・ティンバーレイク、アマンダ・セイフライド、キリアン・マーフィ、ヴィンセント・カーシーザー、アレックス・ペティファー、オリヴィア・ワイルド



時間が何よりも価値を持つ未来。持つ者と持たざる者の超格差社会が形成されていた。
持たざるが故に母を失った青年は社会への反逆者となる。



時間が通貨であり、時間により半永久的な生命を得られる。
しかし、各々が予め持っている時間は有限である。
その限られた時間を一握りの富裕層が作り上げたシステムが搾取し、貧困層との格差が生まれる。

って事なのかと思う。
そのシステムには何か巨大な陰謀が隠されていて。みたいな社会派SFサスペンスなんだろうと思ったら、そんな社会にに反旗を翻す主人公とヒロイン。というアンチヒーローが誕生する物語だった。
どこかアメリカンニューシネマ的な。だからちょっと物語的に古臭い感じがしたのかも。

それが反逆止まりで革命にまで至らなかったのは、狙い通りだったのかそれともそこまで作り込めなかったのか。
誰か、何かを倒さないと革命が成立しないし。その前提として取り敢えず軍部制圧をしなきゃいけないんだろうと思う。あの世界に軍隊は有るんだろうか?

あの例のタイムバトルからしてよく分からないし、あれを含めて全体的にざっくりした感じがやっぱり反逆止まりの映画だったのだろうかと思う。

ところで主人公が使うタイムバトルの必殺技って誰から伝授されたんだろう?父親がその使い手だったらしいけど、主人公と父親ってあまり接点が無いとかいう事だったのでは。
そもそもどういう必殺技なのかがよく分からないけど。



主人公と母親、そして主人公とヒロインの走るシーンが良かった。3人とも走る姿がカッコ良くて。

ヒロインの父親役の人が良かった。見た目若いんだけど妙な落ち着きがあって変に気持ち悪い。それが富裕層の気持ち悪さを表していて良かった。
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