ハングリー・ラビット

『ハングリー・ラビット』
“SEEKING　JUSTICE”　（2011・アメリカ・1h46）
監督　：　ロジャー・ドナルドソン　　製作　：　トビー・マグワイア
出演　：　ニコラス・ケイジ、ジャニュアリー・ジョーンズ、ガイ・ピアース



妻が事件の被害に遭った高校教師。仇をとってやるという男が現れる。そして高校教師は別の事件に巻き込まれてゆく。



ニコラス・ケイジ主演作『バッド・ルーテナント』と同じくニューオーリンズが舞台。ハリケーン・カトリーナの被害の後大分荒れているらしい。と信じ込んでしまってもよろしいのだろうか。ショッピングモールは荒れ果てていたが。

ルーテナント（警部補）と言うと、最後主人公を助ける（？）刑事がルーテナントらしい。あの人は結局バッドなルーテナントだったのかグッドなルーテナントだったのか。

立派なドーム型スタジアムが有って。ニューオーリンズは何のスポーツが盛んなんだろうと思ったら、映画の中では四駆が爆走クルマくんしてた。



それなりに粗のあるサスペンス映画。指名手配中に素顔晒して街中歩きまわる主人公ってどうなんだろう。とか思ってしまうけど、そこはそれニコラス・ケイジ主演作品の大らかさ。と今回は思えた。
毎回そういう風に思えればニコラス・ケイジ出演作品をより楽しめるのであろう。



ガイ・ピアースが良かった。
主演SF映画“LOCKOUT”はアメリカではコケてしまったみたいだけど是非観たい。


フランス版（？）の予告はカッコいい。本編はどうなんだろう。ヨーロッパ・コープという事でどうやらリュック・ベッソン絡みらしい。



ガソリンスタンドのおじさんもいい味出してて良かった。賄賂には弱いが社会的道徳心は持ち合わせているおじさん。
でも失礼ながらこっからブレイクする事は無いだろうなぁと思って調べてみたらデヴィッド・ジェンセンという役者さんですでに有名作品に何本も出演している人だった。『ベンジャミン・バトン』だとか『オーシャンズ・イレブン』だとか最近では『バトルシップ』。ニコラス・ケイジ監督作品『ソニー』にも出演。



ニコラス・平次