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ダークナイト ライジング [タ行の映画]


The Dark Knight Rises: Batman versus Catwoman

『ダークナイト ライジング』
“THE DARK KNIGHT RISES” (2012・アメリカ・2h44)
製作・監督・脚本 : クリストファー・ノーラン
出演 : クリスチャン・ベイル、アン・ハサウェイ、ジョセフ・ゴードン・レヴィット、トム・ハーディ、マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマン、マリオン・コティヤール





平和な時が訪れていたゴッサムシティに極悪人が現れる。隠遁していたブルース・ウェインはゴッサムシティを守るため再びバットマンとなる決意をする。



クリストファー・ノーラン版バットマン3部作の完結編。ヒーローモノとしてちゃんと完結したので良かった。
しかし初めからこの完結を目指していたのだろうか。完結させるために1作目の悪役を引っ張り出してきたような気がしないでもない。

3部作として考えた時に1作目はヒーローの誕生。2作目はヒーローではなく影の騎士となる事を選び。3作目で影の騎士からライズしてヒーローに復活する。
そう考えれば2作目は3部作の中の2作目として、一旦ヒーローを貶める意味で正しい位置にいるように思える。しかしそれなら3作目でヒーローとしてジョーカーとの決着をつけるべきだったような気もするが。



キャットウーマンが良かった。ロビンも良かったし。ちゃんと正義の活躍が描かれて(キャットウーマンは正義とはちょっと違うか)ヒーローモノとして良かった。

ラストシーンも良かった。ブルース・ウェインに普通な幸せが訪れる。元キャットウーマンの横顔がまた普通な感じで良かった。
しかしあの二人に普通な幸せが長続きするとは思えない所ではある。
という事でクリストファー・ノーラン版の続きはジョエル・シュマッチャー監督で?



ゴードン警部の正義もカッコ良かった。しかしあそこは何ベクレル?とかなり心配になったが。
ハリウッド原爆爆発映画の仲間入り。人のいない所で爆発させればいいじゃん。といった原爆無知を晒すのもそろそろ止めにした方がいいのではないかと思う。



ゴッサムシティでの群集乱闘シーンは『ギャング・オブ・ニューヨーク』を思い出した。
あの乱闘がゴッサムシティの正義の歴史の1ページであるという所だろうか。



ネガティブ・カッター : モー・ヘンリーだった。
1990年代のハリウッド作品だと7割から8割ぐらいの確率でエンドロールでその名前を見かけていたので久し振りに名前を見ると嬉しい。しかもこんな超話題作で。
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コメント 2

堀越ヨッシー

こんにちは。
やっぱり“核の描き方”は、正直気になるところではありますよね。
それでも、物語的にはすごく楽しめた作品でした。今回は想像以上にバットポッドがかっこ良かったです。セリーナ・カイルのお尻もセクシーでした!(^皿^)。
by 堀越ヨッシー (2012-08-03 10:05) 

テンプラ・ソバ・ニーロ

堀越ヨッシーさんこんばんは。
核については闇からライズするバットマンを太陽と重ね合わせて、太陽=核で核爆発によって見事ヒーローとしてライジングしたバットマン。っていう事だったのかもしれないなぁと思っている所です。

良かったですよねぇお尻。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2012-08-03 19:51) 

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