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人生、ブラボー! [サ行の映画]

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『人生、ブラボー!』
“STARBUCK” (2011・カナダ・1h50)
製作総指揮・監督・脚本 : ケン・スコット
出演 : パトリック・ユアール、ジェリー・ルブレトン、アントワーヌ・ベルトラン



精子提供のバイトに励んだ結果、その20年後500人を超す子供たちの父親である事が判明した男。
正体を隠し子供たちの内の一部と触れ合ううちに男の中で何かが変わり始めていた。



舞台がカナダである事は知っていたけど映画を観ているうちに本当にカナダなのか分からなくなってきてなんだか不安になってくる。フランス語喋ってるし。
カナダ、モントリオールである事がはっきりと分かるのは終わり頃になってから。

でも終わり頃になるとどこの国の話しだとかいうのはこの映画に関してはそんなに関係の無い事なのだろうと思えてくる。
家族の形に決まったものは無くて良いと。フランス語を喋るポーランド移民の2世であるカナダ人の主人公に500人の子供たちがいたってなんにも構わない。それでも家族は家族であると。

ハリウッドリメイク決定との事。監督はケン・スコット監督がそのままで主演はヴィンス・ヴォーン?
舞台はアメリカである事がはっきりと分かるだろうからすんなりとは観れるだろうけど、その多様性みたいなのは無くなってしまうのかも。



主人公が子供たちの父親である事を名乗り出れない理由とは。それは精子提供の回数による所だった。
何もそんな事で。と思ったけど、確か大体2年間で大体500回。土日が休みで夏休みや年末年始などの休日を除いたらほぼ全営業日に出勤という事になるんだろうか。
そんな計算されてオナニーマシーンとか言われたらたらやっぱり屈辱で名乗り出れないか。

でもそのバイトにはある理由が有って。その真相をほのめかすシーンも有ったけど、それを物語のヤマ場に持って行って判明させる事はしなかった。敢えてその場で回数問題を蒸し返す事でもないって事なんだろう。



かつてメジャー球団のエクスポズが有ったからなのかフランス文化の土地でも主人公の家には野球のバットが有った。それで野球するっていうより多分護身用として。
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