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世界にひとつのプレイブック [サ行の映画]


世界にひとつのプレイブック (集英社文庫)

『世界にひとつのプレイブック』
“SILVER LININGS PLAYBOOK” (2012・アメリカ・2h02)
監督・脚本 : デヴィッド・0・ラッセル
出演 : ブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ジャッキー・ウィーヴァー、クリス・タッカー






妻の不貞による離婚で精神状態が不安定になり入院を余儀なくされた男。退院後も元妻との復縁を強く望み過ぎるあまり周囲の人を振り回してしまう。
親友の義理の妹を通して元妻との接触を図りそのためにダンスコンテストに出場する事になったが、父親の全財産を賭けて10点満点中の5点を獲得する事が必要となった。



ネタバレ有。



良かった。どこに向かうのか読めない物語で、題材が題材だけにバッドエンドに向かってしまうのではないかとハラハラさせつつ、コンテストの結果も含めて幸せな結末へと丁寧に物語が綴られる。
この題材にしては幸せ過ぎて能天気過ぎるのかもしれないけど、そういう事もあってもいいんじゃないかと思う。映画なんだし。



ヒロインが画面横切って突如現れる登場演出が面白かった。あんな登場の仕方するヒロインって初めてなんじゃないだろうか。ヒロイン以外では『スクリーム』の殺人鬼とか『THE GLEY 凍える太陽』の狼とかいるけど。
そういう他人の想像を超える行動をとる人で、ダンスの振り付けとかも、それが魅力になっているのだと思う。

最後で主人公がその登場をヒロインにやり返す。というのを妄想していたけど、それをやらない方があのシーンはロマンチックだったのだろうと思う。



本作のヒロイン役で見事オスカーゲットしたジェニファー・ローレンス。
若くしてその才能を開花させた実力派女優という所がかつてのジュリエット・ルイスと印象が被る。偶然にもイニシャルが同じJL。
両者とも実力派ながら方やオスカーもゲットし大ヒットシリーズの主演もゲットしたその差はなんだったのだろうか。オスカーに関しては運とタイミングが大きいのだろうけど。
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跳躍力に関してはジュリエット・ルイスに軍配。『ナチュラル・ボーン・キラーズ』より。
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