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コズモポリス [カ行の映画]


Cosmopolis

『コズモポリス』
“COSMOPOLIS” (2012・フランス=カナダ・1h50)
監督・脚本 : デヴィッド・クローネンバーグ
出演 : ロバート・パティンソン、サラ・ガドン、ケヴィン・デュランド、ジュリエット・ビノシュ、サマンサ・モートン、ポール・ジアマッティ





若くして巨万の富を得た男。巨額の損失の危機に立たされた男の前に現れる妻や仕事の関係者や顔なじみ。その者達と男の交わす会話から見えてくるものとは。



その会話からは自分には何も見えてこなかった。事前に難解とか意味不明とかの評を目にしていたのでその事については腹立たしさは無く。
あーやっぱり分かんなかったなあと逆にある意味分からなさ過ぎて清々しい。

現代の寓話、欲と暴力に彩られた大人のおとぎ話なのかなあとかは薄らぼんやりと思ったり。

男が生業としている金融取引が実体の無いもので、実体が無いと言うかその金融の価値とか評価は何によって誰が決めているのか、素人にはそれが実体としては目に見えない。
男が誰かと交わす会話の中身も意味が有るようには思えるけれど、どんな意味が有るのかは分からない。
どこかの誰かが決めた価値とか意味に確かなものなど無い。そんな事だったりするのだろうかとは思うが、やっぱりよく分からない。



ロバート・パティンソンの変態性はデヴィッド・クローネンバーグ監督によって存分に引き出されていたように思う。
『トワイライト』シリーズ終了後の方向性はより変態に磨きをかける感じだろうか。
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