ダークシステムとダークシステム2時の牢獄 [タ行の映画]
『ダークシステム』
(2009・日本・0h47)
監督・脚本・音楽 : 幸修司
出演 : 宅野誠起、古谷克実、鎌田優子
好意を寄せていた女性を親友に奪われた男が邪悪なシステムを作り出し女性を奪い返そうと画策する。
『ダークシステム2時の牢獄』
(2012・日本・1h05)
監督・脚本・音楽 : 幸修司
出演 : 宅野誠起、古谷克実、鎌田優子、上馬場健弘
無事女性とお付合いする事となった男。その二人の前に女性のかつてのストーカーが10年ぶりに現れる。女性を守るため男は新たなシステムを作り出す。
オーディトリウム渋谷 レイトショー《ダークシステム・ダブルリベンジ動くな!死ね!甦るな!》にて。
池袋シネマ・ロサでの上映の時には2本を合わせた『ダークシステム【完全版】』だったけど、今回はそれぞれ独立したバージョン。
違いは1作目の後に2作目の予告が付く所ぐらいだろうか。
自主製作映画をあまり観てきていないからか、どうしても作っている人たちの自己満足というイメージを持ってしまっている。それは多分間違っているのだろうけど。
本作も自分たちが面白いと思う事をやっているはずで、ただそれが自分たちだけでなく観た人にもちゃんと面白がってもらおうとしているのが大きな違いなんじゃないかと。
それがマニア受けする面白さではあるにしても。
1作目では包帯をしている手が逆になってたり、後姿の時だけメガネかけてたり、2作目では主人公のパーマだったり、タイトルが本当は『ダークシステムツー ときのろうごく』と読むところが『ダークシステム にじのろうごく』と読めてしまったり(これはファントム役の人のツイッターで知った)とツッコミ所が有るけど、それは天然なのではなくて自主製作映画ボケとでも言える意図的なものなんじゃないかと思えてきた。
観てる側がツッコんで楽しむためのボケ。
音楽はやっぱり良かった。音楽はハリウッド級と言っては褒め過ぎだろうか。
幸修司(ゆき しゅうじ)監督が来場していて上映前にちょっとした舞台挨拶が有った。
幸監督、好青年だった。
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