ザ・マスター [サ行の映画]
『ザ・マスター』
“THE MASTER” (2012・アメリカ・2h18)
製作・監督・脚本 : ポール・トーマス・アンダーソン
出演 : ホアキン・フェニックス、フィリップ・シーモア・ホフマン、エイミー・アダムス
第二次大戦が終わり酒に溺れ自堕落な生活を送る男。ある夜ふらりと船に忍び込む。以来その船に乗っていた団体と行動を共にする。
サイエントロジーがモデルになっているとかいう事だったので終始トム・クルーズの姿が浮かんできてしまう。トラボルタは浮かんでこなかった。
そんな映画に関係ない事を思ってしまうのはこの映画の内容が理解出来なかったから。
サイエントロジーがモデルになっているという事をあからさまに描くのは何かと問題が有って、だからなんだかよく分からない映画になってしまったのかなあと邪推してみる。
ホアキン・フェニックスとフィリップ・シーモア・ホフマンの演技合戦は見応えが有った。
音楽は監督の前作『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』と同じ人。
物語が淡々と進行していく中、音楽も一つの曲が延々と流れるっていうのは『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』でも有った様な。音楽の長回しとでも言うのだろうか。
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