SSブログ

ルームメイト [ラ行の映画]



『ルームメイト』
(2013・日本・1h50)
監督・脚本 : 古澤健
出演 : 北川景子、深田恭子、高良健吾、尾上寛之、螢雪次朗、田口トモロヲ



交通事故で記憶障害を負った女性が入院先の看護師とルームシェアをする事となった。最初は優しかった看護師が次第に凶暴な顔を見せ始める。



激しくネタバレ有。




ルームメイト [DVD]

タイトルが一緒なのでリメイク(またはパクリ)なのかと思ったけどそうではなかった。








多重人格(今は解離性同一性障害と言うらしい)モノであるのだろうなあという事はなんとなく分かって。そうなると観客には二人でいるように思わせていたけど実際は一人だった。という事を明かす説明シーン(『ファイトクラブ』でのエドワード・ノートンの1人ファイトとか)が後で入るのが普通と言うか、本作にも当然有ったのだけど、それが全てにおいて説明されなかったのがちょっと不満。レストランでのシーンとかバスのシーンとかが実際どういう事だったのかを見たかった。



深キョン劇場としては100点満点の作品だろうと思う。色んな深キョンが見れてその色んな深キョンがもれなく可愛い。
正直な所深キョンのカマトトぶりっ子演技は苦手だったのだけど本作ではすっかり大人の女性の演技になっていた。それでいて可愛いという。



高良さんの役柄が世之介っぽくてなんか和む。『横道世之介』は作品自体はそんなに好きではないけど、世之介は『横道世之介』を観たらその後にも深く印象に残る人物だという事が本作で改めて分かった。



チワワの煮込みは編集が上手かったと思う。チワワを探している姉妹とキッチンでグツグツと煮立っている鍋を交互に見せる事によって何事が起こっているのかを観る側に想像させて不安にさせる。
確か『危険な情事』でも似たようなシーンが有ったなあと思って調べたら『危険な情事』では兎の姿煮だった。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0