海にかかる霧 [ア行の映画]
『海にかかる霧』
(2014・韓国・1h51)
監督・脚本 : シム・ソンボ
出演 : キム・ユンソク、パク・ユチョン、キム・サンホ、イ・ヒジュン、ムン・ソングン、ユ・スンモク、ハン・イェリ
国の経済危機により困窮に陥った漁船の船長はある犯罪行為に手を染めるが事態が急変し船上は修羅場と化す。
修羅場の凄惨な描写はさすが韓国映画ならではだけど、そこに至る船長の狂気は描き切れていない。何か元から狂気有りきの人の様だったけどあそこまでの狂気を宿している人には思えなかった。
それは演じるのがキム・ユンソクだからという事で納得しなければならないのかも。
若い二人の恋愛が物語に花を添え、映画の結末もそっちの方向に回避させているのは韓国映画だなあと思った。
あれだけの事をやったんだからもっとどんよりとした終わり方の方が良かったとは思う。
若者の船員役はアイドルの方らしいが、どうにもTKOの木下さんに見えてしまう。
性欲ストロングマシーン1号と2号。最低な奴らだったけど生き物の根源的な欲望に忠実な奴らで、やっぱり最低だった。
2015-06-23 20:20
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