チャイルド44 森に消えた子供たち [タ行の映画]
『チャイルド44 森に消えた子供たち』
"CHILD 44" (2014・アメリカ・2h17)
監督 : ダニエル・エスピノーサ
出演 : トム・ハーディ、ノオミ・ラパス、ジョエル・キナマン、ゲイリー・オールドマン、パディ・コンシダイン、ヴァンサン・カッセル、ジェイソン・クラーク
殺人事件は資本主義による格差が生み出す負の産物として社会主義のソビエト連邦では起こらないものとされていた。しかし実際に起きている少年だけを狙った連続殺人事件を捜査する男はその事で権力者側から追われる立場になってしまう。
邦題からすると連続殺人事件とその裏に潜む陰謀的な何かが描かれるミステリーかと思うが、それもありつつ、権力者側にいた主人公が疎外され、闘う事を選び、そして自分だけの独自の立場を確立するといった社会主義国ソビエト連邦内でのある意味権力闘争の方が比重は重いような気がするし、それが面白い所でも有った。
そのお堅い話の中に主人公が真実の愛を得るラブストーリーも絡んできて、その盛り沢山な所が本作は結局何を描きたかったのか分かりづらくさせているのかもしれない。
クライマックスはマッド・マックス、ドラゴン・タトゥーの女、ロボコップが取っ組み合いのバトル。
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