ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション [マ行の映画]
『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』
"MISSION: IMPOSSIBLE ROGUE NATION" (2015・アメリカ・2h11)
監督・原案・脚本 : クリストファー・マッカリー 製作・出演 : トム・クルーズ
出演 : サイモン・ペッグ、ジェレミー・レナー、ヴィング・レイムス、レベッカ・ファーガソン、ショーン・ハリス、アレック・ボールドウィン
実態のつかめないテロ組織を追うイーサン・ハントだったが所属するIMFがCIAに吸収されその組織は存在しないものと結論付けられる。イーサン・ハントはIMFを離れ独自に組織を追い続ける。
スパイは目立ってはいけない存在で地味な活動を粛々と行なうものなのだろうけど今やイーサン・ハントはそんなのお構いなし。それをこの映画に言うのは野暮だし、アクション映画だから別にいいんだけど。でももうちょっとスパイらしい活動でそういった意味でのサスペンスフルな映画に戻って欲しくもあるがそれはもう無理なのかもしれない。このシリーズにみんなが期待しているのは派手なアクションなのだろうし、自分も派手なアクション大好きで本作のアクションシーンはどれも素晴らしかったし。
達成不可能と思われるミッションを努力・友情・勝利のジャンプ理論によって可能にしてしまうという方向性をこれからも突き詰めてゆくのだろう。
変装の名人イーサン・ハントが一切素顔を見せない話しっていうのも観てみたい気はする。ベンジーが主役のスピンオフで出来るかも。
1作目を観返してみると本当に同じシリーズなのだろうかと思うほど地味で。その地味さが良くてシリーズの中で一番好きだったりする。
このシリーズも随分と遠くへ来たんだなあと思い、そしてこの先どこまで行くのだろうかと思う。
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