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クラッシャージョウ [カ行の映画]


月刊アウト (OUT) 昭和58年4月 話題作大特集:クラッシャージョウ 幻魔大戦 ヤマト マクロス ザブングル リトル・ニモ 声優インタビュー:千葉繁 対談:いしかわじゅん×さくまあきら

『クラッシャージョウ』
(1983・日本・2h12)
監督・脚本 : 安彦良和
声の出演 : 竹村拓、佐々木るん、小林清志、小原乃梨子、二又一成、武藤礼子、納谷悟朗、小林修、大塚周夫、曽我部和行、長堀芳夫、弥永和子、渡部猛、柴田秀勝、久米明







クラッシャージョウのチームに急ぎの依頼が舞い込む。急ぎの依頼に十分な調査と本部への報告の猶予は無く、まんまと犯罪の片棒を担がされ資格停止の処分を受ける。そのままおめおめと引き下がる事はクラッシャーとしてのプライドが許すわけが無く、わずかな情報を元に宇宙海賊マーフィ・パイレーツが潜む惑星へとジョウたちは愛機ミネルバ号で向かうのだった。



9月に行われたサンライズフェスティバル2015白南風。 最新設備を備えたTOHOシネマズ新宿の大きめのスクリーンでの上映。
かつてこれほどまでの好条件での上映は無く、そして今後も行われないのではないか。と、一部で噂されたこの一生に一度かもしれない絶好の機会、チケットも予約済みだったけど出掛けるのが億劫になってしまった。というしょうもない理由で観逃すという。きっと後になって後悔するんだろうなあと思い、今まさに後悔しているという。

出掛けるのが億劫になっただけで映画は観たい気持ちは有ったので、劇場での上映時間に合わせて家でバンダイチャンネルで観た。



安彦さんが描くキャラクターの演技が見てて楽しい。アニメーションだから安彦さんが一人で描いているわけは無くて、でも作画監督も兼ねているから安彦さんの絵や動きで統一されていると言える。
キャラクターがちゃんと演技をしている。喜怒哀楽、それぞれの表情を描き分ければそれでも演技をしているようには見えるのだろうけど、怒っているなら怒る前、怒り始め、怒りの最高潮、怒りが静まるまででそれぞれの表情は違うわけで、どんなアニメーションでもそういう描き分けはされているんだろうけど、安彦さんの場合は感情の微妙なニュアンスを連続した動く絵の中で表現できる。しかもシリアスなシーンでもギャグシーンでもそれが出来ちゃうのがやっぱり天才なのだと思う。
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