アントマン [ア行の映画]
『アントマン』
"ANT-MAN" (2015・アメリカ・1h57)
監督 : ペイトン・リード
出演 : ポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エヴァンジェリン・リリー、コリー・ストール、マイケル・ペーニャ、デヴィッド・ダストマルチャン、ティップ・"T.I."・ハリス、アビー・ライダー・フォートソン、ボビー・カナヴェイル、ジュディ・グリア
人体の原子間を収縮させる事に成功した科学者は悪用される事を懸念しその技術を封印する。のちに人体収縮にあと一歩まで近付き、成功の暁には悪用を企む別の科学者が現れた事によりその目論みをひねり潰す必要に迫られた。
マーベルコミックヒーローの一人アントマン。本作では2号。
1号がアイアンマンことトニー・スタークの父親と因縁が有って、そのため2号はトニー・スタークとの因縁に縛られる事になっていくのだろうか。
『キャプテン・アメリカ』の3作目でその因縁は始まるのかも。
1989年の時の1号(マイケル・ダグラス)の顔のしわはCGで消したのだろうか。
スーツによって自在に小さくなったり元に戻る事が出来るのがヒーローとしての特色。
ヒーローとしての特色はメリットとデメリット両方が必要だろうと思う。デメリットで危機に陥りメリットで危機を乗り切るといった。
なにかメリットだけが強調されたような。体が小さくなってもパンチなどの威力は普通の体の時のままっていうのがどういう原理なのかさっぱり分からない。収縮では無く圧縮と考えればなんとなく理解できる気がする。
どうにかすると亜原子間の時間の概念の存在しない空間で縮み続ける。なんていう物凄いデメリットが用意されてはいた。
あと、あんまり収縮拡大を繰り返すと体によくないよ。という事も有る様子。
主役を演じたポール・ラッドの出演作品は結構観ているのだけど今まではそんなに印象に残らなかった。本作でシリアスもコメディもアクションも出来る人だという事が分かり、アイアンマンのロバート・ダウニー・Jrとは別タイプのヒーロー像を作れたんじゃないだろうか。
宣伝での来日時のいい人エピソードで好感度もアップ。
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