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愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版 [ア行の映画]



『愛と哀しみのボレロ デジタル・リマスター版』
"LES UNS ET LES AUTRES" (1981・フランス・3h05)
製作・監督・脚本 : クロード・ルルーシュ
出演 : ロベール・オッセン、ジョルジュ・ドン、ダニエル・オルブリフスキ、ジェームズ・カーン、ジェラルディン・チャップリン



フランス、ロシア、ドイツ、アメリカの音楽に関わる人々の1930年代から1980年代にかけての様々なドラマ。



高尚な芸術映画かと思って長らく敬遠してきたが、デジタル・リマスター版として劇場公開されたので意を決して観た。見かけだけ壮大なメロドラマだった。
観る人が観ればメロドラマだけではない何かがあるのかもしれない。

映画の冒頭で「人生には二つか三つの物語しかない。 しかし、それは何度も繰り返されるのだ。 その度ごとに初めてのような残酷さで」という言葉が出てくる。この映画自体もそういう事なんだろう。
一人二役には年齢的に合ってなさそうな役を演じている人もいて不自然に思えたが、それもまた人生で繰り返される物語を意図しての事なのだろう。



オープニングクレジットがナレーションで、最初そういう事だと気付かなくて何をゴチャゴチャ喋ってるんだろう?と思った。
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