SSブログ

栄光のランナー/1936ベルリン [ア行の映画]



『栄光のランナー/1936ベルリン』
"RACE" (2016・アメリカ=ドイツ=カナダ・2h14)
製作・監督 : スティーヴン・ホプキンス
出演 : ステファン・ジェームズ、ジェイソン・サダイキス、ジェレミー・アイアンズ、シャニース・バントン、カリス・ファン・ハウテン、デヴィッド・クロス、、ウィリアム・ハート、アンドリュー・ムーディー



1936年、ベルリンオリンピック。陸上競技で4つの金メダルを獲得したジェシー・オーエンス。人種差別が残る社会で黒人であるジェシー・オーエンスは大会に出場すること自体に様々な難関が有った。



ジェシー・オーエンス一人に絞った偉人伝的な内容ではなく。ナチスドイツによるオリンピック開催、各国の反応とその顛末、そして当時の人種差別の実情などが盛り込まれた社会派な作品。

ジェシー・オーエンス一人だけに絞ると当然メインは陸上競技となるわけで、種目は短距離、リレー、走り幅跳び。それらの種目で映画的に盛り上げるのはなかなか難しいんじゃないか。
実際この映画でも競技シーンで盛り上げるという事は目指さなかったのかあっさりめな感じ。あっさりと決着がついてしまうほどジェシー・オーエンスの強さが圧倒的だったという事になるのかもしれない。

競技シーンで印象に残ったのは、オリンピックでの100mのレース前。大観衆のいる競技場に入ってから準備してスタート地点に立つまでが多分ワンカットだったと思う。大観衆はCGかもしれない。



ジェシー・オーエンスのお父さんはなんであんなに不機嫌なんだろう? と思っていて、映画の最後に実際のお父さんの写真が写って、映画のお父さんと同じかそれ以上に不機嫌そうだったので納得した。そういう人だった。
お母さんもそっくりな人を配役していた。



ウィリアム・ハートの出演はスティーヴン・ホプキンス監督作『ロスト・イン・スペース』の縁だろうか。1998年の作品『ロスト・イン・スペース』は未完なのでこれをきっかけに20年ぶりの続編とか。まあ無いか。
コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:映画

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0