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立川で2本 [映画]

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーを観た。
昔、天空人が悪者を閉じ込めた。その扉を開こうとする悪者が現れる。扉が開かれてしまった時、再び閉じるためには勇者の剣が必要となるが勇者の剣は勇者しか取り扱う事が出来ないのだった。果たして勇者はどこにいていつ現れるのか。

ロールプレイングゲームドラゴンクエストV天空の花嫁をCGアニメ映画化。
ゲームはやっていない。悪者のキンタマ袋あごはゲームのキャラクターデザインのままなのだろうか。
サノスよりリアルなキンタマ袋あご。あご髭生やしてみて欲しい。
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103分とコンパクトにまとめられているため印象としてはかなり端折っていてかなり急ぎ足。
恐らくゲームを完全映画化するのなら2部作か3部作で作られるべきボリュームの内容を含んでいるのだろうと思う。しかし現在の日本映画にそこまでの余裕は無いのかもしれない。そのため1作で結果を出さなければならず、そうなると3時間超の大作にするのはリスクが有り過ぎる。
結果として選ばれたのが否定的な意見の多いあの展開という事になったのではないだろうかと想像する。多分かなり端折ってかなり急ぎ足でクライマックスに向かっていって大団円を迎えてもなんの感動も無い記憶にも残らない平凡なCGアニメになっていただろう。それは避けたかったんだとまた想像する。
そういう意味で103分という事を考えればあれはあれで全然有りだろうと思う。いいか悪いかは別として議論を呼んで記憶に残る作品にはなった訳だし。否定的な意見が大多数だったのは想定外だったかもしれないが。



ドッグマンを観た。
イタリアのとある町に誰もが迷惑に思う乱暴者シモーネがいた。散々迷惑を掛けられながらも縁を切れずにいる男マルチェロがある日ある決意をする。

シモーネは暴力で自分の意見を無理矢理にでも押し通すため周囲は迷惑を掛けられる。一方でシモーネの側にいれば他人に向けられた暴力によって自分が恩恵を得られる場合も有る。
シモーネは常に自分本位、自分だけが全てなので周囲の人間にはシモーネにとって味方になるか標的になるか利用されるかはシモーネの気分次第で自分で選ぶ事は出来ない。
そんな生活はこの映画の中だけが特殊な状況という事ではなく程度の差はあれ家庭にも職場にも学校にも存在する可能性は有ってどうすりゃいいんだろうと考えさせられる。マルチェロは行き掛かり上故意ではないけどああいう事になってしまって後はもう途方に暮れるしかない。もしシモーネのような人物が身近にいたら途方に暮れるしかないのだろうか。

6月28日にオープンしたキノシネマ立川高島屋S.C.館にて。初めて行った。トイレの男女表記がポパイとオリーブ。売店にホウレン草、ハンバーガーが売ってたかは分からない。
6階がワンフロアほぼジュンク堂書店なので時間が空いた時にはいい。座れる場所も有るし。

ドラゴンクエスト ユア・ストーリーはついでに立川シネマシティで観た。立川シネマシティも初めて。立川自体に初めて行ったので。
立川シネマシティは立川初心者が観たい映画を観るのには難易度が高いように思えた。ワンとツーの2館が有ってちょっと離れててどっちでどの映画が何時にやってるのかが分かりづらい。表示はされているんだろうけどどこに表示されているのかが分からない。そういう事はこちらがネットで事前にちゃんと調べておけばいい事だけど。
立川駅周辺が二層構造になっているのは便利な部分も有るだろうけど初心者には難しい。
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