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きょうのポストカード(マトリックス リローデッド その2) [映画のポストカード]

記憶にございません!を観た。
内閣支持率2.3%の総理大臣黒田啓介が記憶を失うが主席秘書官井坂はその事を世間には伏せさせて職務を続けさせる。

ここ何年か三谷作品から気持ちが離れていた。映画に関してはちょっとずつ離れていって前作のギャラクシー街道が決定的になってしまった感じがある。

本作は政治コメディで面白かった。ハリウッド、外国の映画だと国家元首を主人公としたコメディは見かけるけど日本ではそんなに無いような気がする。政治コメディ自体も多くないし。
政治に詳しくないと面白おかしいものは作れないだろうし、三谷監督は日本史にも詳しいからそういった過去の事も事も教訓として絡められていただろうと思う。
コメディだからある程度のリアリティは無視してという所も有ると思うがかといって政治のダーティーな所は全く無視という事でもなく。そればっかりになってしまうとブラックコメディになってしまうし、リアリティとダーティーを程よく取り入れてハートウォーミングで決着を付ける。そこら辺が相変わらず上手いなと思う。

木村佳乃さんがアメリカ合衆国大統領役。恐らく日本人女性で初めてだろう。



マトリックスを観た。
自分が今いる社会に現実感を持てない天才ハッカー、ネオことトーマス・アンダーソンは社会に隠された真実を探るため都市伝説で語られるモーフィアスを探していた。モーフィアスも人類の世界を救う救世主を探し続けネオに辿り着き仲間のトリニティをネオに接触させる。

1999年の作品。製作・公開20周年を記念してのリバイバル上映。4DXで上映されている所も有るがMOVIXさいたまではドルビーシネマでの上映だったのでそっちで観た。4DXとどっちが鑑賞料金が高いのか分からないが互いになかなかの金額。
初ドルビーシネマ。ドルビーと言うから音響が凄いのかなあと思っていたが、本編前の"ドルビーシネマのここが凄い”をアピールするデモ映像でドルビーシネマは黒が違うという事を実際に見せられて確かにその通り驚くほど違った。それが有ったから本編の映像もかなり良く感じられたがこれがドルビーシネマだからなのか4Kとかになってて良くなってるのかは分からない。
音響も多分良かったんだろうけど一番音が大きかったのがエンドロールでの歌だった。
20年前だとまだフィルムでの撮影だったみたいでエンドクレジットでかなり久し振りのネガティブカッター・モー・ヘンリーを見た。

本作が大ヒットして現在でも伝説的な作品になった要因は色々有ると思うが、今回改めて観てその一つにトリニティ、そして演じたキャリー=アン・モスのカッコよさと美しさに加えて今で言うツンデレキャラに有るだろうと感じた。
1999年当時キャリー=アン・モスは世間的にはほぼ知られていない所からいきなり出てきて、それがマトリックスで尚且つトリニティというとんでもない登場の仕方だったなあと思う。
2作目の時のトリニティ
マトリックス リローデッド (2).JPG
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