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ラスト・ムービースターとスペシャルアクターズとホームステイ ボクと僕の100日間 [映画]

ラスト・ムービースターを観た。
年老いて体も言う事を聞かず現在は出演作も途絶えがちなムービースターのヴィック・エドワーズ。映画祭の功労賞受賞の報せを受け授賞式出席に向かう。

2018年に亡くなったバート・レイノルズの最後の主演作品。これが最後と決めての出演ではなくたまたまそうなってしまったみたい。
アダム・リフキン監督はコメディを主に撮っている監督で(エドワード・ファーロング主演のデトロイト・ロック・シティが面白かった)本作もコメディ。しかしバート・レイノルズが亡くなった後で観る事になるので気持ち的にコメディとして観れない所も有る。しかもバート・レイノルズのセルフパロディの部分も有るので余計に。
バート・レイノルズの事は抜きにしてもしんみりとしたコメディではあるが最後はタフガイの復活を匂わせる。

バート・レイノルズの過去の出演作の映像を使って全盛期のヴィック・エドワーズと年老いたヴィック・エドワーズが奇跡の共演をする。そのバート・レイノルズの過去の映像を見るとワイルドでセクシーでチャーミング。その上金持ち。それは当然間違いなくモテまくったに違いないと確信する。

6才のボクが、大人になるまで。の主演のエラー・コルトレーン、ヘアスプレーの主演女優(トラヴォルタではなく)ニッキー・ブロンスキーが出演。映画を観ている間は全く気付かなかった。



スペシャルアクターズを観た。
今回もやはりネタバレ厳禁映画。カメラを止めるなの様にネタばらしのパートが無いのでその分面白さは無いが、後になって反芻してみればあれはそういう事だったのかとカメラを止めるなと同様な楽しみ方は出来てやっぱりよく考えて作られているなあと感心する。
熱狂的なファンを生み出したカメラを止めるなによって一部で上田監督自身が何かの宗教の教祖になってしまったような気もしないでもない。その事を作品に取り込んでそして最後にひねりを加え、そして虚構と現実が入り乱れる。



ホームステイ ボクと僕の100日間
自殺した高校生の肉体に別の人物の魂が乗り移り高校生は生き返る。その高校生の自殺の原因を100日以内に解き明かせば高校生のその後の人生が手に入る。

中原俊監督が実写映画化し、その後に原恵一監督がアニメ映画化した日本の小説カラフルをタイで映画化。

自分の人生を自分から見れば一つしかないけど、他の人から見てみれば全く同じになるわけは無く、一人の人生も他の百人から見れば百通りの色とりどりの人生になって。それがモザイクアートの様に合わさってその人の人生という事になるのでしょう。
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