3本 『アフロサムライ』『僕がいない場所』『アレックス・ライダー』 [2007年10月に観た映画]
10月28日(日) シネマライズBF
『アフロサムライ』 (2006・日本=アメリカ) 1h56
監 : 木崎文智 製・声 : サミュエル・L・ジャクソン
声 : ロン・パールマン、ケリー・フー
・俗に言う“クール”を目指した映画。
・自分的にはアクションシーンがダメだった。マイケル・ベイ監督作品のアクションシーンと同じで、迫力は有るけどどのように動いているのかさっぱり分らない。ついていけないと言った方が正しいかも。
・アフロサムライv.s.“勝利を約束されし者”アフロドロイドのシーンは面白かった。
“勝利を約束されし者”は名文句。誰か格闘家が使いそう。
10月28日(日) シネマ・アンジェリカ
『僕がいない場所』 “JESTEM” (2005・ポーランド) 1h38
監・脚・編 : ドロタ・ケンジェルザヴスカ 製・撮・編 : アーサー・ラインハルト 音 : マイケル・ナイマン
出 : ビョトル・ヤギェルスキ、アグニェシカ・ナゴジツカ、エディタ・ユゴフスカ
・タイトルやポスター、チラシの印象から暗い映画なんだろうと思っていた。実際確かに明るい映画ではなかったけど、陰惨な暗さの映画ではなかった。
キビシイ社会の中で逞しく生きる少年の姿が時に微笑ましく描かれている。
・ラストの少年(P・ヤギェルスキ)の決意表明は頼もしくも有り、また、まだ幼い少年にそんな決意をさせてしまう大人達の不甲斐無さへの非難も込められていて痛烈だった。
・P・ヤギェルスキの表情、仕草がいちいちカッコ良くて、見ていて飽きなかった。食べ物をかきこむ食べっぷりも見事。
ヒロインの少女役A・アグニェシカも良かった。決して美人ではないけど、とてもチャーミング。少年とベストカップル。
10月28日(日) Q-AXシネマ2
『アレックス・ライダー』 “STORMBREAKER” (2006・イギリス=アメリカ=ドイツ) 1h33
監 : ジェフリー・サックス
出 : アレックス・ベティファー、ユアン・マクレガー、ミッキー・ローク、ビル・ナイ、アリシア・シルバーストーン
・『僕がいない場所』の後に観るにはノー天気過ぎる映画だった。そこが良い所でも有るけど。
・『ハリー・ポッター』+『007』。『ハリー・ポッター』に対する自虐ネタが一つあった。
・アクション監督としてドニー・イェンが参加しているらしいが、それらしいシーンは一つしか無かった。
・A・シルバーストーンを本当に久し振りに見た。細々と出ていたらしいが、1999年の『タイムトラベラー/きのうから来た恋人』以来8年振り。
・ここの映画館のロビーに有るソファーに一度座ってみて下さい。(2の方のロビー。1にも有るのかは分らない。)子供だったらテンション上がること間違い無し。思わず寝っころがりたくなるが、いい大人なのでやりません。
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