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2本 『ユゴ 大統領有故』『ザ・シンプソンズ MOVIE』 [2007年12月に観た映画]

2007年12月に観た映画。






『ユゴ 大統領有故』  シネマート六本木 スクリーン1
(2005・韓国) 1h44
監・脚 : イム・サンス
出 : ハン・ソッキュ、ベク・ユンシク、ソン・ジェンホ、チョ・ウンジ

1979年に起こった韓国大統領パク・チョンヒ殺害の真相に迫る。

韓国でも政治の世界は魍魎跋扈、当然真相は闇の中なのでイム・サンス監督が調べに調べぬき、それに監督の考えを交えて描いています。
ですから本作で描かれていることがドンピシャで合っているのかもしれないし、とんでもなく見当違いなのかもしれない。

ただ、今から30年近く前に韓国でその事件が有ったという事実は、韓国や北朝鮮の歴史に日本という国が深く重大に関わっているのだから知っておかないといけない。

映画はその内容からどシリアスな感じかと思ってましたが、その事件に関わってしまった人達の悲喜こもごもをブラックを大量に含むユーモアを交えて描いているので観易くなっております。

大統領殺害のシーンは観応え充分。韓国映画の底力を見せつけてくれます。
1箇所だけシーンの時間が前後してしまうのが残念。そこをもうちょっと工夫してくれたら完璧だった。





『ザ・シンプソンズ MOVIE』  TOHOシネマズ六本木ヒルズ スクリーン3
“THE SIMPSONS MOVIE” (2007・アメリカ) 1h27
監 : デヴィッド・シルヴァーマン
声 : ダン・カステラネタ、ジュリー・カヴナー、ナンシー・カートライト、イヤードリー・スミス、トム・ハンクス

吹替え声優騒動から感じていましたが、ファンの方々のシンプソンズ“愛”って、

スッゴイッでっすねぇ~

・・・ファンの方々すみません。

笑って許してぇ~

・・・本当にごめんなさい。

客席はほぼ満席。シンプソンズ“愛”に包まれて笑い声が絶えません。

自分なんかは“愛”が全然足りませんでした。

「“愛”無き者は去れ」と言う疎外感を全身に受けて寂しく帰りました。


本作とは関係ありませんが、2007年度のアカデミー賞長編アニメーション部門に『鉄コン筋クリート』がエントリーしているのを遅ればせながら知りました。

エントリー12本の中からノミネート3本に絞られるのでかなり厳しい状況ですが、
ガンバレ『鉄コン』!(いまさら何をガンバレばいいのか分かりませんが、とりあえず遠い日本から応援だけ。)



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