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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)をみました [2008年5月に観た映画]

『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)』  テアトル新宿
(2007・日本) 3h10
製作・監督・脚本 : 若松孝二
出演 : 坂井真紀、ARATA、並木愛枝、地曳豪、伴杏里、坂口拓、佐野史郎、奥貫薫
ナレーション : 原田芳雄

[カチンコ]1960年代、学生運動からあさま山荘事件に至るまでの悲劇は何故起きたのか。

[カチンコ]当時の若者たちの、腐ったこの世の中を自分達が変えてやるんだ。
という志は素晴しかったと思います。
それが何故仲間内での粛清、リンチ。そしてあさま山荘での立てこもり及び銃撃戦。の末路を辿ってしまったのか。
それを3時間10分をかけて丁寧にじっくりと紐解いていきます。
なので粛清、リンチは観ていてかなり辛かった。
しかしそれを乗り越えないと、若松監督が提示した一つの答えにたどり着けません。
その答えには「その通り」と納得するしかございませんでした。

ただ、若者たちだけが悪かったのかというと、若者たちの熱いエネルギーを利用しようとする者が裏で蠢いたために若者たちの“革命”が何やら歪んだ方向に追い詰められてしまった。という事も有ると思います。
この映画でそこまで描こうとしたら5時間ぐらいになってしまいそうですが。
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