モンテーニュ通りのカフェをみました [2008年5月に観た映画]
モンテーニュ通りのカフェを舞台にした庶民の人生模様を描いた小粋なお話だと思っていたのですが。
フランス映画らしく小粋は小粋だと思うのですが、登場人物の庶民度はかなり低め。
有名ピアニストとその妻、有名テレビ女優とハリウッドの有名監督、美術品の収集家とその息子。
と、セレブ度がかなり高い。
なので、日上っポイ造(『すすめ!パイレーツ』より)な自分には誰にも感情移入できませんでした。
このヒガミ根性と島国根性を何とかしないと。と思います。
椎名林檎さんが歌の中で、「輝いている人は努力している」と歌っています。
その通りなんだろうと思います。この映画のセレブな人たちも努力した結果なのであって、それを見ないでセレブという事だけでひがむのはかなり的外れかもしれません。
ピアニストを演じたA・デュポンテルは実際にピアノを弾いているように見えます。
『地上5センチの恋心』で共演していたカトリーヌ・フロも『譜めくりの女』でピアノを弾いていました。
実際にどの様な音がでていたのかは分かりませんが、指の動きと音が合っている様に見えるだけでもスゲェなと思います。
『モンテーニュ通りのカフェ』 ユーロスペース2
“FAUTEUILS D'ORCHESTRE” (2006・フランス) 1h46
監督・脚本 : ダニエル・トンプソン
出演 : セシル・ドゥ・フランス、ヴァレリー・ルメルシェ、アルベール・デュポンテル、クロード・ブラッスール、クリストファー・トンプソン、シドニー・ポラック
2008-05-14 03:56
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