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ハイランダー ディレクターズ・カット版をみました [2008年7月に観た映画]

『ハイランダー ディレクターズ・カット版』
“HIGHLANDER: THE SEARCH FOR VENGEANCE” (2008・アメリカ) 1h36
監督 :川尻善昭
声の出演 : 小栗旬、山寺宏一、富田耕生、朴璐美、林原めぐみ

[カチンコ]何週か前の“ぴあ”の映画スケジュールの右側、次回上映予定の文字だけの情報を見て
「ああ、『ハイランダー』にもディレクターズ・カットがあるんだぁ。」と思っていましたが、1986年に作られたラッセル・マルケイ監督の『ハイランダー/悪魔の戦士』ではなくて、2006年にアメリカで作られたアニメ作品のディレクターズ・カットでした。
因みに『ハイランダー2/甦る戦士』(1990)にはディレクターズ・カットが有るらしいです。

その元々のアニメも見てないですし、実写の『ハイランダー』もかなり昔に1作目だけを1回観ただけでしたが、テレビシリーズからの映画化ではないので初心者にも観易いだろうという事と、劇場版のアニメは絵の質が高くなる、しかもこの作品はアメリカ資本なので相当潤沢な制作費が有ったのではなかろうか?だとすると相当な絵が見れるのでは?との読みで観ました。

絵柄は川尻作品ならではのこってり系。
動きの方は、驚くほどのものは残念ながら無かったですが、高水準ではありました。
CGの使い方もこれ見よがしな使い方ではなくて、手描きの部分とマッチしていたように思います。
結果、絵に関しては『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』(2007)よりは良かったですが、期待していたほどではなかった。
アメリカ資本という事で単純にお金掛かってんだろうなぁと思いましたが、ハリウッドのメジャー会社ではないようなのでそれほど潤沢でもなかったのかも。

[カチンコ]お話しは、二千年の永き時にわたる“不死族”同士の戦いが描かれています。
それは主人公の強い想いからなる復讐劇なのですが、それにしても二千年は長い。
荒廃した近未来のニューヨークが最終決着の舞台となりますが、、敵役の男はその世界での支配者にまでなっているのに主人公は相変わらず復讐心だけで生き続けている。凄いっちゃぁ凄いですけど、建設的じゃないなぁと思うのも致し方ない。
主人公の能力を持ってすれば、世界が荒廃するのを止められたのかもしれないのに。
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