ウォンテッド [2008年10月に観た映画]
『ウォンテッド』
“WANTED” (2008・アメリカ) 1h50
監督 : ティムール・ベクマンベトフ
出演 : ジェームズ・マカヴォイ、アンジェリーナジョリー、モーガン・フリーマン、トーマス・クレッチマン、テレンス・スタンプ
機織り機に運命を左右される暗殺集団フラタニティ。
悪い奴らはみんな「殺ぁ~っておしまいっ」的な乱暴なお話しはどうなんだろうと思いました。
しかし物語は思いもしなかった所へ向かいます。
最近のハリウッド映画の傾向通りにシリーズ化を前提とした作品かと思っていましたが、まさかあんな事になるとは。
激しくネタバレあり。
しかし、それでもシリーズ化を視野に入れてなのか主人公だけは生き残りました。
Aジョリーの散り際が見事だっただけに今イチスッキリしない終わり方では有りました。
機織り機から導き出された運命は主人公のだけは捏造だったのか?それとも「運命は変えられる」的なメッセージが込められているのか?
Aジョリーの絶命もぼんやりとした感じではあったのでシリーズ化に際しては復活も有りかなぁと思えます。
『ファイトクラブ』のエドワード・ノートン的な奇跡の復活。
頭に銃弾が残ったままで摘出不可能。いつ致命傷になってもおかしくないのにハイパーアクション炸裂。なんていうのはキャラクター的にはオイシイと思うけど。
原作コミックの表紙を見た限りでは「望月三起也meetsマッド・マックス」みたいな感じ。シリーズ化に際してはこっちバージョンで観てみたい。
J・マカヴォイのこってり濃いめのお芝居は個人的にはちょっとダメでした。
多分監督の発注だと思うのでJ・マカヴォイのせいではないですが。
しかしアクション映画でも十分いけることを証明して、スターの階段昇ってる真っ最中だなぁ。と、思いました。
出るなぁM・フリーマン。良かったですけど。
何にでも出るのが喜ばしいのか、もうちょっと選んだ方がいいのか。
難しいところでは有ります。
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