ウェディング・ベルを鳴らせ! [2009年5月に観た映画]
『ウェディング・ベルを鳴らせ!』
“ZAVET” (2007・セルビア=フランス) 2h07
製作・監督・脚本 : エミール・クストリッツァ
出演 : ウロシュ・ミロヴァノヴィッチ、マリヤ・ベトロニイェヴィッチ、アレクサンダル・ベルチェク、リリャナ・ブラゴイェヴィッチ、ミキ・マノイロヴィッチ、ストリボール・クストリッツァ
嫁を探しに町までやって来たいなかっぺ少年。inセルビア。
なんだかスゴかった。
バイタリティだとかエネルギッシュだとか、なんかそういったものがグチャグチャにもみくちゃになって、2時間余りをドドドドドッ!と駆け抜ける様を見せ付けられました。
決して幸せな歴史を歩んでこなかったセルビアという国で、こういった映画が作られるのは、エミール・クストリッツァ監督だからなのか?そこらへんの事は全く分かりませんが、とにかくなんだかスゴかった。
そして、最後の“HAPPY END”の文字。文字通り本当にハッピーエンドだと思いました。
うずまきのシーンで必ずかかる音楽。何であんなにおどろおどろしいんだろう?
と、ちょっと疑問だったのですが、ちゃんとオチがついていました。
最後のあのシーンであの音楽は実に効果的で笑えました。
脱線。
しかしいなかっぺ少年ウロシュ・ミロヴァノヴィッチ君、ラッセル・クロウに似ている。
映画の最中それが気になってしょうがなかった。
『プロヴァンスの贈りもの』(未見)ではラッセル・クロウの少年時代をフレディ・ハイモア君が演じたらしいですが、今後は是非少年時代役、息子役、親戚役にはウロシュ・ミロヴァノヴィッチ君を。
フレディ君が大人になったらこんなゴツくなるとはどうにも想像できない。
脱線ついでに。
公開が待ち望まれていた“3:10 TO YUMA”。8月に公開だそうで。
邦題『3時10分、決断の時』。
いいなぁ。
『アパルーサの決闘 特別版』。DVDにて6月24日絶賛発売予定。
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