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20世紀少年<最終章> ぼくらの旗 [2009年8月に観た映画]


映画【20世紀少年 最終章】ともだちマークと地球防衛軍のピンバッジセット





『20世紀少年<最終章> ぼくらの旗』
(2009・日本) 2h35
監督 : 堤幸彦  原作・脚本 : 浦沢直樹
出演 : 唐沢寿明、平愛梨、豊川悦司、常盤貴子、香川照之、石塚英彦、宮迫博之、佐々木蔵之介、石橋蓮司



ともだちの人類滅亡計画を阻止する事はできるのか?



前2作は最初から否定的見方で観てしまいました。
それではいかんのではないかと反省し、なるべく公正な見方をしようと前2作を復習してから本作に臨みました。

『第1章 終わりの始まり』は、以前の印象よりはるかに面白かった。ちょっと長いけど。最後の大爆発はやり過ぎだけど。
やっぱり否定的なものの見方をすると、面白いものも面白く感じられないものなのだと反省。

『第2章 最後の希望』は、『第1章』と較べると面白くは無かった。やっぱり長い。
でも3部作での真ん中の作品は得てしてつなぎの役割になってしまうので致し方なし。と思うことにし、『最終章』に向けての興味は観直す前よりは持てました。

で、『最終章』。興味が薄れる前に観ようと初日に観ました。



ネタバレ有り。



混んでた。満席。座席予約時残り席僅かで前方の端の席を取ったら、横長の劇場だったのでスクリーンが歪んで見えて辛かった。
そんなマイナス要素も含めてやはり否定的な見方に傾いてしまいます。

登場人物多過ぎ。だから長くなる。3作合わせた感想は3作とも長い。
登場人物が多い上に全員に見せ場を作ろうとするから、全員が中途半端な活躍になってしまう。
それは原作にも言えることで、原作を忠実に映画にした本作が同じ結果になる事は当然と言えば当然なのだけど。



エンドロール後のともだちの正体が明かされるエンディングは切ない感じで良かった。
ともだち切なかった。
ただそれまでの物語が荒唐無稽過ぎるので、とってつけたような感じもしないでもなく、それならば映画は逆にともだちメインで描かれる。っていうのも有りだったんじゃないだろうか。と完結した今更になって思います。

バーチャルの中でしかともだちが救われない。ってのはせつな過ぎるしやるせない。
せめてバーチャルの中でだけはともだちが救われた。と取るべきなのだろうか。
でもバーチャルで救われても何にもなんない。ただのケンジの自己満足に過ぎないんじゃないだろうか。という思いの方が強い。
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