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12モンキーズとラ・ジュテとロスト・イン・ラ・マンチャ [2010年1月に観た映画]

12 Monkeys (Ws) [VHS] [Import]ラ・ジュテ -HDニューマスター版- [DVD]Lost in La Mancha [VHS] [Import]



『12モンキーズ』
”TWELVE MONKEYS” (1995・アメリカ) 2h10
監督 : テリー・ギリアム
出演 : ブルース・ウィリス、マデリン・ストー、ブラッド・ピット、クリストファー・プラマー、デヴィッド・モース

『ラ・ジュテ』
"LA JETEE” (1962・フランス) 0h29
監督・脚本 : クリス・マルケル
出演 : エレーヌ・シャトラン、ジャック・ルドー、ダフォ・アニシ

『ロスト・イン・ラ・マンチャ』
”LOST IN LA MANCHA” (2001・アメリカ=イギリス) 1h33
監督・脚本 : キース・フルトン  監督・脚本・撮影 : ルイス・ぺぺ
出演 : テリー・ギリアム、ジャン・ロシュフォール、ジョニー・デップ
ナレーション : ジェフ・ブリッジス




早稲田松竹にて。
テリー・ギリアム特集。な感じだけど、実際テリー・ギリアム作品は1本だけ。

目当ては『12モンキーズ』。ものすごく久し振り。家でDVDで観ようとすると何故か途中で挫折してしまう。



『12モンキーズ』

人類のほぼすべてを死滅させたウィルステロ。わずかに生き残った人類の中から1人の男がその真相を知る事となる。

ネタバレあり。



面白い。という印象だったけど、今回今イチだった。
ブラピのクレイジー演技がウザかった。
何で面白い印象だったのかを考えるに、1995年当時のハリウッド映画でバッドエンディングってそんなに無かったように思う。
ドタバタなアクションのクライマックスでお決まりのハッピーエンド。というのが大半だったような。好んで観ていたのがそんな様な映画ばっかりだっただけかも。
そんな中で本作のバッドエンディングは新鮮だったというか。物珍しかったというか。
なのでバッドエンディングである事を承知の上で観ると若干インパクトに欠ける。

でもテリー・ギリアム監督らしい風変わりなSFである事には間違いない。という事を確認出来て良かった。
バンドネオンの音楽が印象的。
マデリン・ストーが綺麗だった。



『ラ・ジュテ』

『12モンキーズ』は、本作にインスパイアされて作られた。という事は知っていましたが、観るのは今回が初めて。
モノクロ写真にナレーション。という絵物語的映画。

眠りに誘われる映画でした。

ハイパークールを運悪く切らしていて、アイスブルーミント頼みでしたが、アイスブルーミントだともひとつ眠気をはね退けられない。
なので、ひたすら眠らないように意識を集中して、スクリーンはただ眺めている状態でした。
なので、内容あまり覚えていない。

覚えているのは、モノクロ写真の中でワンシーンだけフィルムの所が有ったような。女性が瞬きする所。
そこは何か不思議な感覚で印象に残っている。



『ロスト・イン・ラ・マンチャ』

何故かトラブルに見舞われる因縁の企画『ドン・キホーテ』。その企画に何故かトラブルに見舞われる因縁の映画監督テリー・ギリアムが挑む。が・・・。
トラブルだらけの映画製作現場を一部始終見届けるドキュメンタリー。



テリー・ギリアム作品とは相性が悪いのかなぁ。と以前から薄々感付いてはいたのですが、その中では唯一面白いと思っていた『12モンキーズ』が今回個人的にはちょっとアレだったので、相性の悪さが決定的になってしまった気がする。
でも本作で見られるテリー・ギリアム監督の映画作りにかける情熱や、映画を作る事を純粋に楽しむ無邪気さを見てしまうとテリー・ギリアム作品を嫌いにはなれない。



本作の配給は先頃倒産したシネカノンでした。
『ドン・キホーテ』の因縁+テリー・ギリアムの因縁は、こんな所にまで影響を及ぼしていたのだろうか。
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