シャッター アイランド 吹替えと字幕 [2010年5月に観た映画]
『シャッター アイランド』
“SHUTTER ISLAND” (2009・アメリカ) 2h18
製作・監督 : マーティン・スコセッシ
出演 : レオナルド・ディカプリオ、マーク・ラファロ、ベン・キングズレー、ミシェル・ウィリアムズ、エミリー・モーティマー、マックス・フォン・シドー、パトリシア・クラークソン、ジャッキー・アール・ヘイリー
吹替えと字幕で観てきました。
どちらかと言うと字幕派なのですが、本作に限っては吹替えの方が画面に集中できて良かった。
ネタバレ有り。
テディはレディスなのか、テディはレディスじゃないのか。
その解釈で作品自体の解釈が変わってしまう物語なのだと思います。
それこそ脳の思い込みで。
個人的な脳の中身を図にしてみました。
1回目は、テディ=レディスで納得しました。
ところが2回目でギュンッ!(by雨上がり宮迫さん)とテディ≠レディスに持っていかれ。
思い返してみると、この2回目のギュンッ!が一番面白かった。幸せだった時期。
そこで原作を読んでみた所、どっちか分からなくなり。若干テディ=レディスに押し戻され気味。
3回目、予想としてはテディ≠レディス(点線部)で納得出来るんだろう。と思っていたら、テディ=レディスとテディ≠レディスの間で揺れだし、結局どっちか分からず。
4回目、やっぱり分からず。
これはどの様に取ってもいいんだ。と、スコセッシはそういう風に作ったんだ。と、半ば諦め気味に納得する事にしました。
それは矛盾しているという事ではないと思うんだけど。矛盾してんだかどうなんだかも分かんなくなってます。
多分矛盾しないで、観た人の感じ方でどのような結論に持って行っても構わない。そういう映画なのだと思いました。
個人的な結論は、テディ=レディスはシャマラン系。テディ≠レディスはデ・パルマ系だと思っているので、好みとしてデ・パルマ系のテディ≠レディスで。
クレイジー水爆野郎。
テディを組み伏せ、「いいか!水爆ってのはよ、外に向って爆発すんじゃ無ぇんだ!内に向って爆発すんだ!だから凄ぇんだよ!分かるか?分かるかぁっ!!」
って怒鳴った後に簡単にテディに跳ね返されて殺されかかる。
このシーンがスコセッシっぽくて好き。
1954年当時で水爆に関してこれほどの知識を持っていた人はそうはいないんじゃないだろうか?軍の関係者?とも思える。
警備隊長もテディの見立てでは「元軍人」。
これはアッシュクリフ病院には軍が大きく関係している。と推理出来なくもない。
という事はジェイソン・ボーン。なのでテディ≠レディスで。
かかとうさん
追いつかれたー!!
このグラフ、難解ですね。(笑)
4回見てわかったのは
もう、勝手に解釈していいってことです。爆
by コッスン (2010-05-06 00:40)
難解でしたか。申し訳有りませんでした。
そうですね。勝手に解釈していきましょう。
by かかとう (2010-05-06 05:09)