運命のボタン [2010年5月に観た映画]
『運命のボタン』
“THE BOX” (2009・アメリカ) 1h56
製作・監督・脚本 : リチャード・ケリー
出演 : キャメロン・ディアス、ジェームズ・マースデン、フランク・ランジェラ、サム・オズ・ストーン、ホームズ・オズボーン
ヴァージニア州。1976年のある日の早朝。ある一家の玄関先に置かれた箱。そこから始まる不条理な出来事。
不条理なだけにもやぁ~んとした映画でしたが、好きな感じのもやぁ~んでした。
ある一家の前にもやぁ~んとした存在が現れ、もやぁ~んとした事態に巻き込まれる。
そのもやぁ~んの前では家族愛などは事態の解決には何の役にも立ちませんが、それでも家族愛を貫こうとする姿は感動的でした。
あれ?箱の中身、あんま関係ない?と思っていたら、ちゃんと仕掛けがありました。そういう仕掛けだったのか。と仕掛けの妙が嬉しかった。原作は短編小説で、短編らしいアイデアだと思いました。
結局それももやぁ~んとさせてしまうのですが。
リチャード・ケリー監督の長編デビュー作にして代表作の『ドニー・ダーコ』。1回しか観てなくて内容がさっぱり分からなかったですが、本作が好印象なのでこの際に観直してみたい。
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