ケンタとジュンとカヨちゃんの国 [2010年7月に観た映画]
『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』
(2009・日本) 2h11
監督・脚本 : 大森立嗣
出演 : 松田翔太、高良健吾、安藤サクラ、新井浩文、宮崎将
ケンタとジュンがドン詰まりの日常をブッ壊す。
ケンタとジュンとカヨちゃんの国。とは3人が生きてきた日本って事なのかと思う。
日本ってもうここまでドン詰まってんのか。と思うとやるせなかった。
ドン詰まってんならブッ壊しちまえ。と、周りのものをブッ壊してみてもその先には何も無く。ただブッ壊したという事実だけが後に残るのみ。
負のスパイラルの中で生きてきた若者たちには短絡的な選択肢しか与えられず。またその選択肢を選ぶしか道は無く。それを選べば更に負のスパイラルの深みへとはまっていく。
これが若い者の一時、いわゆる青春時代の事だけなら甘酸っぺぇ。で済む所かもしれないけど、それが一生となったら、それはもう悲惨としか言いようが無い。
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