ジャッジ・ドレッド [サ行の映画]
『ジャッジ・ドレッド』
“DREDD 3D” (2012・イギリス=南アフリカ・1h35)
監督 : ピート・トラヴィス
出演 : カール・アーバン、オリヴィア・サールビー、レナ・ヘディ
近未来のアメリカ。放射能汚染により限られた地区でしか人は生きられず、人口は過密状態となり治安は悪化していた。その世界での秩序を守るのがジャッジと呼ばれる者たちであった。
主人公のジャッジ・ドレッドをはじめ登場人物全ての内面には踏み込まず。暴力が支配する荒廃した世界で暴力による秩序の維持の意味。なんていう堅苦しい所にも踏み込まず。冒頭のシーン以降はただ密閉された高層ビル内で起きたジャッジ二人とそのビルを支配する悪党ども数十(数百?)人との生き残りをかけた壮絶な殺し合いだけを描く。というピンポイントに絞った作品。
随分と思い切って絞ったなあとその潔さに感心するとともに好感。
ドレッド役のカール・アーバンは常にヘルメットをかぶり顔で見えるのは口元だけ。っていうのも潔いと言っていいのか。
スタローンの時は顔見せてたと思うけど。
しかしあのヘルメットでの戦闘っていうのは絶対に視界が狭すぎる。ヘルメット内部は全方位モニターになってたりするんだろうか。だったらヘルメット内部の映像を見せる事でカール・アーバンも顔を見せることが出来たと思うけど。原作が一切顔を見せないとか?
新宿ミラノ2の3Dで。特に印象的な3Dシーンは無し。
この日は『パーカー』、『ダイ・ハード/ラスト・デイ』、本作の3本を観た。内容的にはともかくの所が一部有ったけど至福の一日であったのは間違いない。
コメント 0