エルヴィス、我が心の歌 [ア行の映画]
『エルヴィス、我が心の歌』
"EL ULTIMO ELVIS" (2012・アルゼンチン・1h31)
製作・監督・脚本・編集 : アルマンド・ボー
出演 : ジョン・マキナニー、マルガリータ・ロペス、グリセルダ・シチリアーニ
アルゼンチンでエルヴィス・プレスリーの物真似を生業とする男はもはや自分がエルヴィスであると信じていた。妻と娘とは離れて暮らしていたが、妻が事故に遭ったことで家族としての絆が深まり始める。しかし、男にはどうしてもなさねばならない事が有りその期日が迫っていた。
エルヴィスのごとき歌声を与えられたと信じ、今やエルヴィスそのものに自分はなった。ただ、完全なるエルヴィスになるためにはあと一つ決定的に足らないものが有って、それを成し遂げれば自分がエルヴィスになれるのだ。という。
傍から見れば何もそこまでと思うけど、あいつは本当にエルヴィスになっちまったのさ。と、ごく狭い界隈では語り継がれるかもしれないし、それで本望なんだろうなあと傍から見る分には思う。
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