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テルアビブ・オン・ファイアとファイティング・ファミリー [映画]

テルアビブ・オン・ファイアを観た。
約50年前の第三次中東戦争目前のテルアビブを舞台に女性スパイが活躍するパレスチナの人気テレビドラマ、テルアビブ・オン・ファイアに途中から脚本家として参加したパレスチナ人の男。パレスチナとイスラエル両国の視聴者が固唾を飲んで見守っている禁断の恋の行方の筋書きは検問所のイスラエル軍軍人の指示を最優先にしなければならなかった。

テレビドラマ制作の内幕モノにパレスチナとイスラエルの緊張関係が合わさってドタバタしつつもシリアスでもある。しかしそのシリアスな状況も軽い感じで笑い流してしまえといったコメディで良かった。
オチは現在の状況からすると物凄い大ごとなんだろうと思う。そこら辺の感覚は理解出来ていなくて、そう来たかと軽い感じで受け止めてしまう。

イスラエルとパレスチナの関係はゲリラだテロだ空爆だと物騒な事が主に伝わってくるけど、日常的に危険と隣り合わせではあるにしても普通の日常はやはりあるわけで、飯食ったりテレビ見たり映画の話したり気になる人の事を想ったり。そこら辺が伝えられるのはいい事ではないかと思う。

主人公を演じた俳優さんのスラっとした体型がカッコいい。細いけどちゃんと筋肉はついているんではないかなあと思える。



ファイティング・ファミリーを観た。
イギリス北部でプロレス団体を家族運営するナイト家。団体のエースとして活躍する兄と妹は幼い頃からアメリカのメジャープロレス団体WWEで一緒に活躍する事を夢見ていた。ある日試合のビデオを送っていたWWEの関係者からトライアウトを受けるようにと電話がかかってくる。

ネタバレ有。

実際にWWEで活躍した女性プロレスラーの実話に基づいた話。脚色の部分は有るけどほぼ大体実話らしい。
WWEの事はよく知らない。プロレスを一番熱心に見ていたのは初代タイガーマスクの頃なのでもう何十年前の話。
WWEで栄光を掴むためには肉体的精神的に厳しい試練が待っている。という映画。
お兄ちゃんはWWEには受からず荒むけどWWEの他にはメジャーな団体は無いんだろうか。一般への知名度とか選手への待遇とかがWWEがメジャーの中でも別格で超一流なのか。

仲間と共に切磋琢磨してプロレス技を身に着け試合で披露し見事成功して試合中にその事を仲間と喜び合う。感動的なシーンではあるけど試合中に観客の見ている前で敵味方一緒になって無邪気に喜び合うのはどうなのかと思った。WWEでは有りなのか。

実際のプロレス界では妹がWWEでスーパースターになったわけだけど、映画としてはお兄ちゃんを演じたジャック・ロウデンというスターが誕生したように思う。もう既にスターなのかもしれないが。
実際にプロレスラーなわけではないけどプロレスラーでは同じイギリスという事でダイナマイト・キッドを思い出した。役者ではサイモン・ペッグに似てる。サイモン・ペッグと仲良しのニック・フロストは父親役として共演してどう思ったんだろう。
今観られる出演作ではNETFLIXに最悪の選択という作品が有った。相当しんどそうな内容っぽい。
https://www.netflix.com/watch/81006525?trackId=13752289&tctx=0%2C0%2C22c9a0a3-8ae0-46bc-94c9-7b6efd68f2e4-1019920925%2C%2C
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