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ザ・フォーリナー/復讐者と名探偵ピカチュウ [映画]

ザ・フォーリナー/復讐者を観た。
愛する娘がロンドンで爆破テロの犠牲になった父親。犯人捜しの手段としてその情報を知っているであろう北アイルランド副首相を脅迫する。

父親の復讐の物語と、イギリスと北アイルランド間でのポリティカルサスペンスが今イチ上手く交わらない。どっちかというとポリティカルサスペンスの方に比重を置かれているように思えたので復讐者である父親役のジャッキーの存在が異質に思える。多分恐らく父親の物語が無くても成立する話だと思うし。
ジャッキーのアクションはキレが有って良かった。途中でコミカルな要素を入れないリアル志向のアクション。ただ、走り方は変わらず昔のままでそういう姿が見られるとファンとしては嬉しかったりする。特訓シーンも。

劇中ではUDIとなっているがこれは架空の名称でやっぱりIRAの事らしい。今は比較的落ち着いている状況なので実際の名称を使うのは控えたという事なのか。と勝手に想像してみる。

イギリス、アメリカ、中国の合作映画だけど、イギリス映画、アメリカ映画でエンドロールに中国語の歌(ジャッキー歌唱)が流れるのはそんなにない事だろうなと思う。史上初?



名探偵ピカチュウを観た。
自動車事故による父親の訃報を聞き人間とポケモンが共生する街へやってきた青年は父親のパートナーであったピカチュウと出会う。なぜか青年と言葉を交わす事の出来るピカチュウだったが記憶を無くしていた。パートナーである自分が生きているのなら父親も生きているはず。と説得され青年はピカチュウとともに事故の謎を追う。

ポケモンの知識に関しては、日曜朝のテレビ東京のTIMとロバートが出ていた頃のポケモンの番組をちょくちょく見ていたくらい。
なので途中まではピカチュウは可愛いなあといった感想しか無かった。
物語が核心に入ってくるとミステリーとして面白く思えた。

ピカチュウのほっぺたが赤いのはアニメ監修で小田部洋一さんがかかわっているから。と、真相は定かではないが噂されているとかいう話は何かで読んだか聞いたかした。
小田部さんがキャラクターデザイン、設定をしたアルプスの少女ハイジのハイジ、母をたずねて三千里のマルコ、じゃりン子チエのチエなどもほっぺたが赤い。

そこそこの傷害事件映像

via GIFMAGAZINE


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ハンターキラー 潜航せよ [ハ行の映画]

ハンターキラー潜航せよを観た。
ロシアで起きようとしている軍事クーデター。それを正当化させるため仕組まれる米ロ戦争。その目論見をいち早く察知した米海軍は開戦を阻止出来るのか。

池袋シネマ・ロサにて。

潜水艦モノ映画。原子力潜水艦の知識はうん十年前の漫画沈黙の艦隊の途中まででストップしている。
だから古くてその上中途半端だけど、確かその性能もさることながらその存在自体が脅威となる。という事だったと思うが、この映画では原子力という事においてはさほど重要視されてはいない。今の大国の軍隊のほとんどの潜水艦が原子力だからそれで当たり前という所なのだろうか。もしそうだとすると世界中の海である意味原子爆弾が常に潜航しているというのはおっかない。
平和を維持するためには必要だが、使い方次第、使う人間次第で平和を脅かす脅威となる。というのは原子力潜水艦だけではなく軍隊そのものの事でもあるのだろう。
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