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インヒアレント・ヴァイス [ア行の映画]


ポスター アクリルフォトスタンド入り A4 パターンA インヒアレント・ヴァイス 光沢プリント

『インヒアレント・ヴァイス』
"INHERENT VICE" (2014・アメリカ・2h28)
製作・監督・脚本 : ポール・トーマス・アンダーソン
出演 : ホアキン・フェニックス、キャサリン・ウォーターストン、ジョシュ・ブローリン、オーウェン・ウィルソン、リース・ウィザースプーン、ベニチオ・デル・トロ








別れた恋人の頼みで不動産王の家庭の事情に首を突っ込むこととなった私立探偵。別れた恋人と不動産王は姿を消し、殺人事件に巻き込まれ、やがて国家の陰謀が見え隠れする所まで探偵は足を踏み入れる事になる。



ポール・トーマス・アンダーソン監督の前作『ザ・マスター』が自分には意味不明な作品だったので本作も引き続きその路線なのかと心配は有った。
ハードボイルドなミステリーといった感じで物語は進むが、話があっちこっち行ってそれに伴い登場人物が増えるので話についていくのに苦労した。最後の方でちょっと見失いかけたがなんとかついていけた。

1970年代の文化や世相をポール・トーマス・アンダーソン監督のセンスで切り取りその時代のアメリカ社会を総括しようとしているのでは。などと小難しく考えながら観ていたが、allcinemaを見たら本作のジャンルがコメディ(サスペンス/犯罪)になっていて(imdbではクライム/ドラマ/ミステリー)、ポール・トーマス・アンダーソン的コメディ、要は長いという事だけど、アメリカ国家権力の横暴が背後にあるがそれもまだ初期的段階の様に思えその恐ろしさもまだ今からしたら可愛らしいもので、そういう所ももっと気楽に笑いながら観ていい作品なのではないかと思った。
場内ではジョシュ・ブローリン絡みの所で笑いが起こっていた。「モットパンケーク!」



『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』で共演したホアキン・フェニックスとリース・ウィザースプーンって仲悪いんじゃなかったっけ?とゴシップ記事を鵜呑みにして下世話な興味津々で二人の共演シーンを見ていた。
ホアキン・フェニックスについてのニュースは迂闊に信用しない方がいいんだけど。



エンドロールをいつもの様にぼーっと眺めていたらネガティブカッター・モー・ヘンリーだったような気がする。
最近では確か『インターステラー』もネガティブカッター・モー・ヘンリーだったような気がする。
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