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メランコリックとアポロ11完全版と地下に潜む怪人 [映画]

メランコリックを観た。
銭湯が殺人現場として使われている事を知った男。

人の死をあまりにも軽く扱い過ぎていてそれでいて感動させようとしていてさすが日本映画。

主役の人はいつかココリコの田中さんと共演して欲しい。



アポロ11 完全版を観た。
人類史上初の月面着陸を成功させたアポロ11号。その成功から50周年を迎えた今年改めて映像資料で振り返るドキュメンタリー作品。

様々な角度からの映像が残されていて資料をきっちり残す事は大事だなあと思った。今ならもっと手軽に誰にでも残せるが50年前の時代だと偉業への挑戦だから残せたという所も有ったのだろう。

アポロ11号に関してはファースト・マン、その前のジェミニ計画の時代を描いたドリーム、13号の時を描いたアポロ13。など見応えのある作品が有るが、そんな中全くのフィクションの映画ではあるけどスペースキャンプが好き。
このパッケージだとおっかなそうな映画にも思えるがそんな事はない。生死のかかった状況ではあるが。
SpaceCamp [VHS]





















地下に潜む怪人を観た。
UCLユニバーシティ・カレッジ・ロンドンの教授スカーレットは600年前錬金術師フラメルが生成に成功したといわれる賢者の石を探していた。賢者の石は永遠の命を得る鍵となりフラメルは永遠の命を得たとされる。
フラメルが残した暗号の謎を解く鍵をイランの洞窟で見つけたスカーレットは訳ありの仲のジョージを仲間に誘い賢者の石の隠し場所がフランス、パリの地下370フィートである事を突き止める。パリの地下に総距離300kmに渡り張り巡らされ600万の遺骨が眠る地下通路を通りその場所へと向かう事を決めたスカーレットは現地で仲間を集め地下へと潜る。その一部始終はカメラで記録されていた。

2014年製作の日本では劇場未公開作品。amazonで観た。
監督・脚本はデビルのジョン・エリック・ドゥードル。製作・脚本はドリュー・ドゥードル。二人でドゥードル兄弟として活躍。本作の後クーデターを製作。
なので作品の出来は良かった。ほぼ地下通路の中で起こる不可思議な現象が恐怖感たっぷりに描かれている。そもそも閉所恐怖症なので洞窟、地下通路というだけで怖い。
主役のスカーレットは洞窟だろうが地下通路だろうが多分どこであろうと自分の目的のためなら半ば強引にガンガン突き進んで行って頼もしい。

POV(point of view主観映像)ホラー。記録として撮影された素材(編集済み)を見る形ではあるがその素材が誰かによって発見されたファウンド・フッテージではなくあくまで撮影手法としてのPOV。
話の内容からするとPOVじゃ無い方が良かったのかもと思うが、ドキュメンタリーな雰囲気を出すためのPOVだったのかも。
POVだと定点カメラ以外は撮影者がいついかなる時でも対象に対してカメラを回し続けなければいけないというお約束が有り、そこが不自然に思える所でもある。
アポロ11完全版を観て記録する事に使命感を持つ人ならばどんな時でもカメラを回し続けるのだろうなあとも思えた。アクシデントが起きた時なら尚更それを記録しようとするのだろう。なのでPOV作品においては撮影者のカメラを回し続ける理由付けに最も気を配らないと成立しないものなのかもしれない。
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