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ジョーンの秘密、山猫は眠らない8、ジェクシー、インセプション [映画]

ジョーンの秘密を観た。
第二次大戦中、当時のソビエト連邦に核開発に関する重大機密情報を渡したスパイとして2000年にMI5から取り調べを受けるジョーン・スタンリー。

スパイ映画にロマンスは付き物ではあるけど本作の場合実話を基にしていて実際には本作に有った様なロマンスは無かったみたいで、映画だから必要なのかもしれないけど無くても全然良かったんじゃないかと思う。



山猫は眠らない8 暗殺者の終幕を観た。
アメリカと貿易協定を結ぶ直前の相手国の政府要人が暗殺され米軍海兵隊の狙撃兵ブランドン・ベケットが容疑者として追われる身となる。

池袋シネマ・ロサにて。

山猫は眠らないシリーズの8作目。1作目は1992年公開。2作目は10年の時を経て2002年。3作目(2004年)までが日本では劇場公開されている。多分銀座シネパトス辺りでの公開だったんじゃないだろうか。
4作目は7年空いて2011年。それから本作までの5本はコンスタントに作られている。本作は秋元才加さんのハリウッドデビュー作という事も有ってか16年振りに日本での劇場公開。
自分は1作目を映画館で観て以来このシリーズは全く観てこなかった。1作目はトム・ベレンジャー演じるトーマス・ベケットが主人公でそれ以降は引き続きトーマス・ベケットが主人公だったり、息子のブランドン・ベケットに代わったりして約30年間の大河ドラマを続けていたらしい。その大河ドラマとしての面白さが本作には多分有ったのかもしれない。



ジェクシー! スマホを変えただけなのにを観た。
スマホに搭載されているA.I.が持ち主に恋をする。その感情は裏切られた時にそれ以上の強い復讐の感情を生み出すのだった。

コメディ映画。84分で簡潔にまとまっていて素晴らしい。

A.I.が人間ごときにごく自然に恋愛感情を持つかと言ったらそれは人間側の勝手な思い込みで。とか言ってたらこの映画は成立しない。




インセプションを観た。
夢の中の深層心理に潜り込み必要な情報を盗み取る事を稼業としている者たちが逆に相手に情報を植え付ける事に。情報を植え付けるためにはより深い層へと潜り込まなければならなかった。深い層で失敗すれば現実には戻れず虚無へと落ちる事になる。

劇場公開以来10年振り観る。なので本編が始まる前にクリストファー・ノーラン監督の最新作TENETテネットの映像が流れてもそうだと気付かず、インセプションってIMAXのフルサイズ上映なんだと思っていたら、そう言えば確か初めにTENETの映像が流れるとか何かで目にしていたので慌てて目を閉じた。インセプションとTENETは何かで繋がっていてその事を匂わせていたのだろうか。
インセプションはIMAXのフルサイズではなかった。TENETはどうやらフルサイズのようなのでIMAXで観たい。

よく分からない映画ではある。よくこんな映画をハリウッドで作れたなと思う。ハリウッドでしかこのスケールで作れなかっただろうけど。
深い層に行く事に時間の流れが変わり、しかも別々の層で起こっている事が同時進行で描かれ、今はそれはどういう状況なんだ?と思いながらも力技で押しきられて、よく分からないけどでも面白いと思えるから不思議。いつの間にか深層心理にこの映画が面白いと植え付けられていたりして。とか考えられるのもまた面白い。
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