SSブログ

『告白、あるいは完璧な弁護』『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』 [映画]

『告白、あるいは完璧な弁護』を観た。2022年、韓国、1時間45分。
殺人事件の容疑者となった財閥企業の婿養子。密室に被害者と二人きりの状況から無罪を勝ち取るために女性弁護士が婿養子から説明を聞く。

ミステリーなので婿養子が弁護士に話す説明には何らかの嘘が含まれている事は承知の上で観ていて、次第に真実が明かされていく訳だけどその真実が明かにされた時の爽快感とも言える見事に騙された感はあまり無かった。
親子の愛と復讐と執念みたいなものを描き出すのが目的だったのだろう。



『探偵マリコの生涯で一番悲惨な日』を観た。2022年、日本、1時間56分。
新宿歌舞伎町のスナックに集う人達の物語で期待していた様な作品ではなかった。

劇中のバッティングセンターは歌舞伎町ではなく池袋のグランドシネマサンシャインの屋上のバッティングセンターだろうか。
グランドシネマサンシャインのビルと言ってしまうが正式にはグランドスケープ池袋(以前はキュープラザ池袋)。その1階にある雑貨屋さんが閉店してしまったが運営会社が破産したとの事。
バッティングセンターと言えば大塚の駅前のバッティングセンターが6月いっぱいで閉店した。ユニコーンがプロデビューして上京してきた奥田民生さんが同じビルにあるパチンコ屋によく行っていたという話がある。地元球団のカープファンだしたまにはバッティングセンターにも行っていたのだろうか。

劇中、浅香唯さんの「セシル」が流れる。カラオケの別の人の歌声で。
「セシル」というとプロ雀士の故飯田正人(いいだまさひと)プロのカラオケのレパートリーだったと同じ団体所属の村上淳プロがユーチューブの何かの動画で言っていたのを聞いて意外に思ったのが印象深い。
その浅香唯さんも現在はプロ雀士の資格を持っている。


放送対局を見る専門で実際に打つ事は無いけど飯田プロの対局で印象深いのはこの局。これで優勝を逃すわけだけど。
ここだけを見ると佐々木プロとかはおかしな打ち方をしているようにも見えるが決勝の最終盤の局面で点差が開いて優勝の目が無いので邪魔をしないよう決着は当事者で決めてくださいという打ち方。


この時は出場者で対局の無い人が解説をするプレーヤー解説。猛者揃いのベテランプロとなると解説でもクセが強い人もいるけど飯田プロは話し方が優しかった。


https://saikouisen.com/14977/
コメント(0)