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次郎長三国志 [2008年10月に観た映画]


御用ちょうちん6号【時代劇仮装・小道具・時代劇小道具】


『次郎長三国志』
(2008・日本) 2h06
監督 : マキノ雅彦
出演 : 中井貴一、鈴木京香、岸部一徳、笹野高史、近藤芳正、山中聡、温水洋一、北村一輝、木下ほうか、高岡早紀、竹内力、佐藤浩市



清水の次郎長さんにも三国志にも馴染みが薄いのですが、本作はキャラクターモノとして面白かった。
頼りになる親分がいて、様々な個性の子分たちがいて、憎っくき悪役がいて、綺麗な女性陣が花を添える。

キャラクターとしては既に完成しているので、後はそれにはまる俳優さんのキャスティングだと思います。
概ね上手くはまっていました。蛭子さんを除いては。

良かったのは敵役の竹内力さん。憎々しい敵役を憎々しく演じているので最後のチャンバラが盛り上がります。
その前までの湿っぽいシーンが長く感じたので、最後は盛り上がって終わったのでスッキリしました。
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ハンコック [2008年10月に観た映画]


【枚数限定!】映画ポスター『ハンコック』(HANCOCK) [ADV-SS]



『ハンコック』
“HANCOCK” (2008・アメリカ) 1h32
監督 : ピーター・バーグ  製作・出演 : ウィル・スミス
出演 : シャーリーズ・セロン、ジェイソン・ベイトマン












映画の中のスーパーヒーローには何が必要なのかを考えると、スーパーヒーローたらしめる能力よりもスーパーヒーローになる事を定められた宿命の方が大事なのかと思います。
ハンコックも最初はその能力が有るというだけでスーパーヒーロー的役割を担ってきましたが、宿命を知り、受け容れる事によって本物のスーパーヒーローに近づいてゆく事になります。
本作はその姿を描きたかったのだと思います。

スーパーヒーローにもうひとつ大事なのは宿敵ですが、本作には現れません。
アメリカでは大ヒットながらも批評的には今イチ。という作品なので続編が作られるのか分かりませんが、もし作られたら宿敵を登場させるよりも(スーパーヒーローモノにおいては宿敵の方がクローズアップされてしまうのが常なので)何故にスーパーヒーローは人間を救わねばならないのか?人間は救うに値する存在なのか?
といった方面に行ければ他のスーパーヒーローモノと一線を画す作品になれるのではないかと思います。
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デトロイト・メタル・シティ [2008年10月に観た映画]

『デトロイト・メタル・シティ』
(2008・日本) 1h44
監督 : 李闘士男
出演 : 松山ケンイチ、加藤ローサ、松雪泰子、細田よしひこ、秋山竜次、宮崎美子、大倉孝二、岡田義徳



ラブ&ピースなデスメタルコメディ。
途中チラッとだけ魔太郎チック(「コノウラミハラサデオクベキカ」)なキル&ヘイトな方向に行きかけますがそっちには行かず、あくまでこの映画は夢と希望に満ち溢れたデスメタルコメディでありました。
魔太郎がくる!!―新編集 (14) (藤子不二雄Aランド (Vol.148))












コメディと言うよりはコントに近い感じですがラストのまいっちんぐなオチは、なんかほのぼのしてて結構好きです。
まいっちんぐマチコ先生ホワイトボックス














エンドロール後にもうひとつのオチがあります。個人的にはデスメタルトラウマ必至の少女を持ってきての三段オチも有りだったかなぁと思いました。






リボルテックヤマグチ No.56 アレキサンダー・ジャギ

アレキサンダー・ジャギの2本ひげのモデルは、某怪物ランドのプリンスであらせられるこの御方の3本ひげでしょうか?
と言うかプリンスの場合ひげなんだろうか?
伊賀忍の彼のくるくるほっぺと同じく模様なのだろうか?

VINYL COLLECTIBLE DOLLS 怪物くん


















伊賀忍の彼
ヴァイナルコレクティブルドール 忍者ハットリくん(オールドコミックVer.)

伊賀忍の彼の弟
ハットリくん ソフビフィギュア (シンゾウ)

彼らの飼い犬の大好物
Oisix ぼたん竹輪

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グーグーだって猫である [2008年10月に観た映画]

『グーグーだって猫である』
(2008・日本) 1h56
監督・脚本 : 犬童一心
出演 : 小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、林直次郎、大島美幸、村上知子、黒沢かずこ、松原智恵子、大後寿々花



漫画家大島弓子さんへの愛が詰まった映画だなぁと思いました。
名前を小島麻子と変え、時代を現代に変えたりしていますが、それでも本作の主人公は大島弓子さんそのもの。
大島さんが長年住む街吉祥寺を舞台にし、大島さんが愛する人や猫たちをふんだんに登場させて“大島弓子”という人物を描こうとする。

そうなれば“吉祥寺の主”である楳図“グワシ”かずおさんが出てくるのは至極当然。

犬童監督はこれまでも大島作品を何本か映画化されています。
『赤すいか黄すいか』(未見)『金髪の草原』。『メゾン・ド・ヒミコ』は大島作品に影響を受けて作られているらしい。
よっぽど大島作品が好きなんだろうと思う。
その好きという気持ちをどうにかして伝えたい。それが高じて本作を作られた。
要は本作は犬童監督から大島先生へのラブレター映画。

そのラブレターを他人が見てどう思うか。映画としては難しい所であります。

大島さんが飼っていた今は亡き初代飼い猫サバに会わせて会話させる。
ペットを飼っている人たちにとっては夢のような出来事ではないかと思います。
現実ではないにしろ映像としてそれを記録する。
本作の究極の目的はそこにあったのではないだろうか。
大島さんへの感謝の意味を込めて。





本作は今までの犬童監督の作品とはかなり作風が違うように思えます。
それは大島作品の作品の世界観やノリを映画に移し変えようとしたからではないだろうか?
だから大島作品を全く読んだ事の無い自分にはやや付いていけないノリの所もありました。
チアガールもどきのシーンは観ていてかなりこっ恥ずかしかった。

ガード下にいる熟女二人の占い師。なんていうシーンは大島作品にはよくあるシチュエーションなのかなぁと思えます。





これほどまでに愛される大島弓子さんとその作品。
個人的に大島作品のイメージで先ず思い浮かぶのがこの作品。なのでちょっとと言うかかなり大島ワールドに入りづらい。
どこかに入りやすい入口はないだろうか。

綿の国星

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