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私が愛した大統領 [ワ行の映画]


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『私が愛した大統領』
“HYDE PARK ON HUDSON” (2012・イギリス・1h34)
監督 : ロジャー・ミッシェル
出演 : ビル・マーレイ、ローラ・リニー、サミュエル・ウェスト、オリヴィア・コールマン、エリザベス・マーヴェル、オリヴィア・ウィリアムズ







ナチスの脅威にさらされている欧州。英国国王ジョージ6世はアメリカに協力を求めるためルーズベルト大統領の私邸を訪問する。二人はほどなくして打ち解け、国王は大統領の人柄に魅了される。その大統領のそばには別居中の妻を含め常に女性の姿が有った。



ルーズベルト大統領の隠された真実に迫る。では無くて、皆その事については承知しているけど(ウィキペディアにはその事についての表記は無かった)敢えて触れないタブー的な所に踏み込んでしまった映画なのかも。
本作はアメリカでは興行・評価ともにあまりよろしくなかったみたいだけど、現在でもアメリカ国民の間で人気のある大統領を貶められた。と思われてしまったのか。
ルーズベルト大統領について無知な自分なんかからしたら(日本が敵対国であった事もすっかり忘れていたのはいかがなものなのか)アメリカ大統領と英国国王の間でひそかに結ばれた友情を描く映画、知られざる歴史の裏側を描く映画として良かったと思う。
共に肉体的、精神的に何かしら弱みを持っていた大統領と国王の人間らしさをより出すために大統領の本性にも踏み込んでいかなければならなかったのでは。それをスキャンダル的に取り上げたのではなく。



ビル・マーレイが良かったのでルーズベルト大統領の本性を知っても悪い印象は無く。それはビル・マーレイだからなのかもしれない。
英国国王もいい人だった。国王は『英国王のスピーチ』でいい人の印象がすでにあったけど本作で更にいい人の印象が強くなった。演じるサミュエル・ウェストが良かった。
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