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きょうのポストカード(インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説) [映画のポストカード]

明晩は地上波でインディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説 (4).JPG
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『スイング・ステート』 [映画]

『スイング・ステート』を観た。2020年、アメリカ、1時間42分。
2016年のアメリカ大統領選で共和党のドナルド・トランプ候補に敗れた民主党ヒラリー・クリントン候補陣営選挙参謀のゲイリー・ジマー。
選挙後休む間もなく激戦区ウィスコンシン州の小さな町ディアラーケンの町長選挙に動画配信で話題の人物を民主党候補として擁立するがそれに気付いた共和党は元々共和党支持者である現町長に強力な応援を送り込む。

スティーヴ・カレル主演の政治コメディ。フィルモグラフィを見ると最近のアメリカ人コメディ俳優にしては珍しく主演、出演作は日本でも結構劇場公開されている。
ドラマの出演作も多く、それになんと言っても怪盗グルーの声を担当しているのが大きいのだろうか。
怪盗グルー以外のコテコテのコメディとなると劇場未公開になってしまうが、本作もコメディではあるけど選挙戦のリアルに笑える所をより面白おかしく描いているのと、ドラマとしてのある仕掛けが用意されているのでコテコテのコメディの範疇にはギリギリ入らなかったのかもしれない。

選挙で勝ち負けが決まったからそれで終わりではなくて、勝った方負けた方どちらもその次の選挙で勝てるように即実行に移る。そういう風にして政治というものは常に動き続けていると。それが巨大な資金が動くビッグビジネスにもなっていて、そこに本作は目をつける。
政治と経済は密接につながっていて経済が動かなきゃどうにもならないのかもしれないがあまりに政治がビジネスになってしまうのは良くないよと。
止まる事なく動き続けているから超大事な大統領選で負けた責任の一端もあるゲイリーがその後も重要なポストで雇われているのだろう。
そう考えると現実のこの前の大統領選で負けた共和党も今現在どこかで何かしらの行動をしているという事か。トランプ氏が再びどうとかは無いのだろうけど、政権を取るためにはトランプ氏以上に注目を集める人を担ぎ出してくる準備を着々と進めているのかも。
なんかすっかり共和党が悪役のイメージになってしまっているがそれも民主党の戦略だったりして。
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『シャン・チー/テン・リングスの伝説』 [映画]

『シャン・チー/テン・リングスの伝説』を観た。2021年、アメリカ・2時間12分。
サンフランシスコのホテルで駐車係をしているショーンにはある重大な秘密があった。

マーベルの新たなヒーロー。マーベル・シネマティック・ユニバースでは25作目らしい。25というと50の半分、100の4分の1で大々的に25作目おめでとう!的になる感じだと思うがそういう事は無く。なので後でウィキペディアを見てそうだと知った。
2008年の『アイアンマン』から始まったという事で大体1年に2本のペース。映画以外に配信のミニシリーズにも広がっていてそちらの方は全く追えていない。と言うか追う気がない。なのでこれからどんどん訳が分からなくなっていくのだろうと思う。本作も途中まで何の話なんだかよく分からなかった。なんの話なんだか分からせないようにしていたのかもしれないが。どういった話で何をやろうとしているのかが分かってくると面白い。
でも後から考えてみると、結構な時間を割いていたペンダント争奪戦って必要だった?と思わないでもない。父親が子供たちに「一緒にお母さんを助けよう」って言えば済んだ事なんじゃないかと思うが。序章の見せ場としては必要だったのかもしれないけど。

ユニバースの中でのこれまでの歴史、大きな所だと地球の人口が半分に減ったり戻ったり、過去が改変されたり、小さな所だと過去のシリーズの中でちょっとだけ出ていた人が大きくフィーチャーされたり、それらがユニバース全作品の共通項として踏まえて作られているというのがやっぱり稀有な大ヒットシリーズだからこそ出来る事で、そういった所にしっかりとついていければとても面白いのだろうなと思う。

個人的に一番面白かったのはシャン・チーの伯母さん(ミシェル・ヨーが変わらぬ美貌とアクションを披露)が初めて顔を合わせたシャン・チーに「お母さんそっくり」と言ったシーン。「んなわけねえだろ!」とツッコミたい気持ちを抑えて、それは顔を見て言ったのではなくて内面を見抜いてそう言ったのだろうなと解釈した。
見た目はほぼレイザーラモンRGさん。仕事の早いRGさんは既にネタにしていた。https://twitter.com/rgizubuchi/status/1438022661016223750/photo/1
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