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『不思議の国の数学者』『スカイ・ハイ 4Kレストア版』 [映画]

『不思議の国の数学者』を観た。2022年、韓国、1時間57分。
名門私立校に通う高校生ジウ。数学が苦手なため担任からはこのまま落ちこぼれるより他校への転校をすすめられるが母親想いのジウは母親の期待を裏切る事は出来なかった。ふとした事で知り合った夜間警備員のハクソンが数学の難問を解いた事を知り教えを乞う。

初めの方でこれは『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』っぽいなあと感じたがそっくりそのままというわけではなかったので良かった。なんにしても南北問題が絡んでくるのは韓国映画ならでは。映画だけではなくドラマ等でもそうなのだろう。そして最後の方でまた『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』っぽい感じにはなる。
数学の素晴らしさや面白さが伝えられようとしていて、数学に限った事ではなくて学問、勉強全般に対してなのかもしれない。それがちゃんと伝わってきたように思えた。
とにかく円周率π(パイ)の数列を音符に置き換えるとメロディになるというのが凄い大発見だなあと感心した。その大発見はこの映画以前にも有ったみたい。しかし、動画サイトに上がっているのを聴き比べてみると全然違うメロディだったりするのは何故なのか?
宇宙に存在する物体は球体になる、球体になろうとするのではないかと思う。液体が球体になる様に。恒星(太陽)、惑星がみんな球体なのはそういう事だと最近になってYouTubeで見た。https://www.youtube.com/shorts/d-XJkOeDfzs
人間を含む地球上の生物の肉体も宇宙空間に生身でほっぽり出されたら球体になろうとして圧縮して破裂するんじゃないだろうか。そんな動物実験も既に行われているのか?
その球体を数値化するにあたって必要なのが円周率π。そのπが真空である宇宙空間では聞こえない伝わらない音、音楽を現す事になるというのがなんとも不思議で神秘的だし、勉強や学問を追求するとそういったまだ人間が知る事の無い不思議に辿り着けるのだなあと思う。
渚カヲルくんが「音楽は素晴らしいね」と言う意味はこういう所にも有るんじゃないだろうか。








『スカイ・ハイ 4Kレストア版』を観た。1975年、香港=オーストラリア、1時間46分。
オーストラリアの観光地エアーズロックを一人の中国人が訪れる。オーストラリア人との麻薬取引のためだったが捜査網を敷いていた現地警察との格闘の末に逮捕される。報せを受けた香港警察のファン・シン・レイ刑事はオーストラリアへと向かう。

全く知らない映画だったがシネマート新宿で一週間限定レイトショー上映されたので観た。
香港のアクションスター、ジミー・ウォング主演。ジミー・ウォングの出演作をあまりというよりほとんど観てこなかった。名前だけは知っていて、香港の黒社会との繋がりもある人という事も。ジャッキーとロー・ウェイとの間の契約でのいざこざが起きた際にそのジミー・ウォングの人脈によって和解に至ったと言われているのは本作の数年後。
2000年代からは映画の出演は数本だけで昨年お亡くなりになった。
代表作の一つは『片腕ドラゴン』(1972年)なのではないかと思う。『片腕ドラゴン』も観ていないがちょっとしたあらすじ、カンフーの使い手が片腕となるがその片腕だけで悪者と闘う。という事だけは知っている。
そういった何かしらの大怪我を負うのがジミー・ウォングの他のアクションスターには無い特徴なのではないかと本作を観て思った。アクションシーンが有る度に結構な怪我を負う。そういう意味でのリアルファイトなのかもしれない。

2代目ジェームズ・ボンドとして知られるジョージ・レーゼンビーがオージー・ギャングのボス役。2代目ジェームズ・ボンドとしてしか知らず出演作品を観るのは初めて。てっきりイギリス人かと思っていたがオーストラリア人という事。
思っていた以上にアクションで動ける人だった。ジェームズ・ボンドに起用されたのもアクションが出来る人だったからだとか。ウィキペディアより。
本作ではスタント無しで火だるまになったのが凄い。

初めの方に出てくる中国人の密売人役はサモ・ハン・キンポー。ユン・ピョウも一瞬だけ出ていたような気がする。

冒頭のエアーズロックでのアクションシーンは相当な貴重映像だろうと思う。現在は観光客の登山自体が禁止になっている。

本作の主題歌「スカイ・ハイ」は覆面プロレスラー、ミル・マスカラスの入場テーマ曲としてのイメージが強いけど本来は本作の主題歌として作られたという事を初めて知った。
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『私、オルガ・ヘプナロヴァー』『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』 [映画]

『私、オルガ・ヘプナロヴァー』を観た。2016年、チェコ=ポーランド=スロバキア=フランス、1時間45分。
1970年代初め、チェコスロバキアにおいて最後となる女性死刑囚オルガ・ヘプナロヴァーは何故その罪を犯し罰を受ける事を望んだのか。

意図的なのか上手くないのか、状況が分かりづらいし心理状態もよく分からない。映画を観た後であらすじを読んでどういう事だったのか分かった。
当時社会主義国家であったチェコスロバキアの社会情勢などの事前の知識が必要なのかもしれない。
状況を詳しく説明しないのは国や社会や年代がどうこうではない、一人の人間としての普遍的な物語という事なのかもしれない。
自分は他の人間とは違うから尊重しろと願いその様な行いをする事で社会から疎外される、または疎外されている様に感じる。ある意味疎外される事が他の人間とは違うと認められたようなものなのだけど尊重はされない。それは社会主義国家だからという事ではなくて、異質なものとしての扱いをされた事が彼女を深く傷付けたと。
だからと言ってその代わりに他の人を傷付けていいわけでは決して無く。
どうしたって社会の中で生きていくしかないのだから、そこはある程度は自分が社会に合わせるとか、どうしても我慢ならない所は社会を変えていくとかの地道な努力が生きていく上で必要で。そう考えると生きるって面倒臭えなあと思う。という事でオルガもああいう事をしたのかもしれない。



『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』を観た。1964年、イギリス=アメリカ、1時間33分。
東西冷戦の最中、アメリカ空軍将校が独断でソ連への核爆撃を指示する。ソ連では核攻撃された場合、より強力な報復手段が発動されその際には人類は滅亡する。

人類滅亡か。という深刻な危機的状況がコメディタッチで描かれる。かといってそこに関わっている人達がふざけているわけではなくみんな大真面目。なんだけど全体の事は顧みず自分達の事だけを最優先にしている人ばかりなので大真面目に最悪な馬鹿な事をしでかしている。なんか最近同じ事が身近で現実にも起こっている様な。
現代日本のリメイクとか作れそう。『12人の優しい日本人』みたいな。監督は誰だろう?アニメなら(実写でも有りかもしれない)今 敏監督が存命だったらなあ。と考えてみたりする。

ウィキペディアを見たら別のラストシーンも有ったみたいで実際撮影も行われていたらしい。相当無茶苦茶な事になった様なのでその映像も観てみたい。

目黒シネマにてレイトショー。その前の二本立てでは『羊たちの沈黙』と『セブン』を上映。『羊たちの沈黙』は確か何年か前に午前十時の映画祭で上映されたと思うが『セブン』が映画館で上映されるのはこれまで滅多に無かったので観たかった。ゴールデンウィーク中という事もあってか連日混んでいたらしいので当日窓口での自由席に日和って断念した。レイトショーはネット予約が出来る。
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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 10 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"LIAR LIAR" 『ライアー ライアー』
監督 : トム・シャドヤック
出演 : ジム・キャリー、モーラ・ティアニー、ジャスティン・クーパー、ジェニファー・ティリー

"SELENA" 『セレナ』
監督・脚本 : グレゴリー・ナヴァ
出演 : ジェニファー・ロペス、エドワード・ジェームズ・オルモス

"STAR WARS TRILOGY SPECIAL EDITION" 『スターウォーズ トリロジー 特別篇』


全米興行成績トップ10
"SLING BRADE" 『スリング・ブレイド』 (公開16週目)

"LOVE JONES" 『ラブ・ジョーンズ』

"RETURN OF THE JEDI: SPECIAL EDITION" 『スターウォーズ/ジェダイの復讐 特別篇』
製作総指揮・原案・脚本 : ジョージ・ルーカス
監督 : リチャード・マーカンド
出演 : マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォード

の3本が初登場。


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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 9 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"BLOOD & WINE" 『ブラッド&ワイン』
監督 : ボブ・ラファエルソン
出演 : ジャック・ニコルソン、マイケル・ケイン、スティーヴン・ドーフ、ジュディ・デイヴィス、ジェニファー・ロペス

"LOVE JONES" 『ラブ・ジョーンズ』
監督・脚本 : セオドア・ウィッチャー
出演 : ラレンズ・テイト、ニア・ロング、イザイア・ワシントン、リサ・ニコル・カーソン、ビル・ベラミー

"JUNGLE 2 JUNGLE" 『ジャングル 2 ジャングル』
監督 : ジョン・パスキン
出演 : ティム・アレン、サム・ハンティントン、ジョベス・ウィリアムズ、マーティン・ショート、ロリータ・ダヴィドヴィッチ


全米興行成績トップ10
"JUNGLE 2 JUNGLE" 『ジャングル 2 ジャングル』

"PRIVATE PARTS" 『プライベート・パーツ』

の2本が初登場。


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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 8 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"THE DEVIL'S OWN"『デビル』
監督 : アラン・J・パクラ
出演 : ハリソン・フォード、ブラッド・ピット、マーガレット・コリン、ナターシャ・マケルホーン、トリート・ウィリアムズ

"PRIVATE PARTS" 『プライベート・パーツ』
監督 : ベティ・トーマス
原作・出演 : ハワード・スターン
出演 : メアリー・マコーマック、ポール・ジアマッティ

"DONNIE BRASCO" 『フェイク』


全米興行成績トップ10
"MARVIN'S ROOM" 『マイ・ルーム』 (公開11週目)
監督 : ジェリー・ザックス
製作・出演 : ロバート・デ・ニーロ
出演 : メリル・ストリープ、ダイアン・キートン、レオナルド・ディカプリオ

"BOOTY CALL" 『ダブル・デート』
監督 : ジェフ・ポラック
出演 : ジェイミー・フォックス、トミー・デヴィッドソン、ヴィヴィカ・A・フォックス、タマラ・ジョーンズ

"DONNIE BRASCO" 『フェイク』

の3本が初登場。


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のび太の鼻についての一つの考察

https://store.line.me/stickershop/product/28321/ja
コミックス初期の鼻が尖ったのび太がいる。
ジャイ子と結婚する未来ののび太(会社倒産子だくさん)も鼻が尖っていて、しずちゃんと結婚する未来ののび太は鼻が丸い。
つまり鼻の形が変わる事でのび太の未来も変わった事を示しているのか、ただ単にF先生の気分だっだのか。初期でもその時々で尖っていたり丸かったりするし。
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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 7 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"DONNIE BRASCO" 『フェイク』
監督 : マイク・ニューウェル
出演 : ジョニー・デップ、アル・パチーノ、アン・ヘッシュ、マイケル・マドセン

"SLING BLADE" 『スリング・ブレイド』
監督・脚本・出演 : ビリー・ボブ・ソーントン
出演 : ルーカス・ブラック、ドワイト・ヨーカム、ロバート・デュヴァル、J・T・ウォルシュ

"THE ENGLISH PATIENT" 『イングリッシュ・ペイシェント』


全米興行成績トップ10
"ROSEWOOD" 『ローズウッド』

"THE EMPIRE STRIKES BACK: SPECIAL EDITION" 『スター・ウォーズ/帝国の逆襲 特別篇』
製作総指揮 : ジョージ・ルーカス
監督 : アーヴィン・カーシュナー
出演 : マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォード

の2本が初登場。


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1997年の長嶋さんはジャイアンツの現役監督。1996年シーズンは首位との最大11.5ゲーム差をひっくり返してリーグ優勝したいわゆるメークドラマの年だからオフシーズンも笑顔がいっぱい。
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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 6 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"ROSEWOOD" 『ローズウッド』
監督 : ジョン・シングルトン
出演 : ヴィング・レイムス、ドン・チードル、ジョン・ヴォイト、ブルース・マッギル、ロバート・パトリック、マイケル・ルーカ―

"WAITING FOR GUFFMAN"
監督・脚本・音楽・出演 : クリストファー・ゲスト
脚本・出演 : ユージン・レヴィ
出演 : ボブ・バラバン、キャサリン・オハラ、フレッド・ウィラード

"ABSOLUTE POWER" 『目撃』
製作・監督・出演 : クリント・イーストウッド
出演 : ジーン・ハックマン、ローラ・リニー、エド・ハリス、ジュディ・デイヴィス、スコット・グレン、デニス・ヘイスバード、E・G・マーシャル


全米興行成績トップ10
"SHINE" 『シャイン』 (公開13週目)
監督 : スコット・ヒックス
出演 : ジェフリー・ラッシュ、ノア・テイラー、アレックス・ラファロウィッツ、アーミン・ミューラー=スタール

"THAT DARN CAT" 『誘拐騒動/ニャンタッチャブル』
監督: ボブ・スピアーズ
出演 : クリスティーナ・リッチ、ダグ・E・ダグ、ジョージ・ズンザ

"FOOLS RUSH IN" 『愛さずにはいられない』

"VEGAS VACATION" 『ベガス・バケーション』

"ABSOLUTE POWER" 『目撃』

の5本が初登場。


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きょうのポストカード(イージー・ライダー) [映画のポストカード]

BSプレミアム本日夜遅くからイージー・ライダー
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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 5 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"VEGAS VACATION" 『ベガス・バケーション』
監督 : スティーヴン・ケスラー
出演 : チェビー・チェイス、ビヴァリー・ダンジェロ、イーサン・エンブリー、マリソル・ニコルズ、ランディ・クエイド

"SHADOW CONSPIRACY" 『ザ・ターゲット』
監督 : ジョージ・P・コスマトス
出演 : チャーリー・シーン、リンダ・ハミルトン、ドナルド・サザーランド、スティーヴン・ラング

"JERRY MAGUIRE" 『ザ・エージェント』


全米興行成績トップ10
"THE BEAUTICIAN AND THE BEAST" 『美容師と野獣』

"DANTE'S PEAK" 『ダンテズ・ピーク』

の2本が初登場。


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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 4 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"DANTE'S PEAK" 『ダンテズ・ピーク』
監督 : ロジャー・ドナルドソン
出演 : ピアース・ブロスナン、リンダ・ハミルトン

"FOOLS RUSH IN" 『愛さずにはいられない』
監督 : アンディ・テナント
出演 : マシュー・ペリー、サルマ・ハエック

"STAR WARS : SPECIAL EDITION" 『スターウォーズ 特別篇』
監督・脚本 : ジョージ・ルーカス
出演 : マーク・ハミル、キャリー・フィッシャー、ハリソン・フォード、アレック・ギネス


全米興行成績トップ10
"GRIDLOCK'D" 『グリッドロック』
監督・脚本・出演 : ヴォンディ・カーティス=ホール
出演 : ティム・ロス、トゥーパック・シャクール

"STAR WARS : SPECIAL EDITION" 『スターウォーズ 特別篇』

の2本が初登場。


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目シネのレクちゃん

現在目黒シネマにはレクター博士がいる。
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多分今日が最終日。
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好評につき延長の可能性も無くは無いのかもしれない。
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シネマ★シネマ★シネマ 1997 年 3 [シネマ★シネマ★シネマ]



何かの理由で前の週が録画されていない。

作品紹介
"THE BEAUTICIAN AND THE BEAST" 『美容師と野獣』
監督 : ケン・クワピス
出演 : フラン・ドレシャー、ティモシー・ダルトン

"ALBINO ALLIGATOR" 『アルビノ・アリゲーター』
監督 : ケヴィン・スペイシー
出演 : マット・ディロン、フェイ・ダナウェイ、ゲイリー・シニーズ、ウィリアム・フィクトナー、ジョー・マンテーニャ、ヴィゴ・モーテンセン

"BEVERLY HILLS NINJA" 『ビバリーヒルズ・ニンジャ』
監督 : デニス・デューガン
出演 : クリス・ファーレイ、ロビン・ショウ、ニコレット・シェリダン、クリス・ロック


全米興行成績トップ10
"METRO" 『ネゴシエーター』
監督 : トーマス・カーター
出演 : エディ・マーフィ、マイケル・ラパポート、マイケル・ウィンコット、カーメン・イジョゴ

"BEVERLY HILLS NINJA" 『ビバリーヒルズ・ニンジャ』

の2本が前の週初登場。


"ZEUS AND ROXANNE" 『ゼウス&ロクサーヌ/イルカにのった犬』
監督 : ジョージ・ミラー
出演 : キャスリーン・クインラン、ドーン・マクミラン、スティーヴ・グッテンバーグ

"FIERCE CREATURES" 『危険な動物たち』
監督 : フレッド・スケピシ、ロバート・ヤング
製作・脚本・出演 : ジョン・クリーズ
出演 : ジェイミー・リー・カーティス、ケヴィン・クライン

"IN LOVE AND WAR" 『ラブ・アンド・ウォー』
製作・監督 : リチャード・アッテンボロー
出演 : サンドラ・ブロック、クリス・オドネル、マッケンジー・アスティン

に3本がこの週初登場。


安心してください
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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 2 [シネマ★シネマ★シネマ]



途中から。

作品紹介
"EVITA" 『エビータ』
製作・監督・脚本 : アラン・パーカー
出演 : マドンナ、アントニオ・バンデラス、ジョナサン・プライス


全米興行成績トップ10
"TURBURENCE" 『乱気流/タービュランス』
監督 : ロバート・バトラー
出演 : ローレン・ホリー、レイ・リオッタ、ベン・クロス、ヘクター・エリゾンド

"THE PEOPLE VS. LARRY FRYNT" 『ラリー・フリント』 (公開3週目)
監督 : ミロス・フォアマン
製作 : オリヴァー・ストーン
出演 : ウディ・ハレルソン、コートニー・ラヴ、エドワード・ノートン

"JACKIE CHAN'S FIRST STRIKE" 『ファイナル・プロジェクト』
監督・脚本 : スタンリー・トン
出演 : ジャッキー・チェン、トン・ピョウ

"EVITA" 『エビータ』 (公開3週目)

"THE RELIC" 『レリック』
監督・撮影 : ピーター・ハイアムズ
出演 : ペネロープ・アン・ミラー、トム・サイズモア、リンダ・ハント、ジェームズ・ホイットモア

の5本が初登場。


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『Life work of Akira Kurosawa 黒澤明のライフワーク』『乱 4Kデジタル修復版』 [映画]

『Life work of Akira Kurosawa 黒澤明のライフワーク』を観た。2022年、日本、1時間31分。
1985年製作黒澤明監督作品『乱』の撮影現場を記録したドキュメンタリー。

『乱』は未見。黒澤作品は半分くらいは観ていると思ったがフィルモグラフィを見たらまだ観てない作品の方が多かった。
『椿三十郎』と『天国と地獄』が好き。
『天国と地獄』で黒澤監督が思い描いていたシーンを撮るためにロケ地に建っていた家屋を取り壊させた撮影エピソードが有名。ただ壊すだけじゃなくて撮影が終わった後の建て替えやその他諸々の費用も出したという事だったかと思う。それだけの事をしても完成品のフィルムに残っているのは秒単位だったりする。コンマ何秒かもしれないし、なんだったら全カットになる場合も有る。
自分が作りたい映画のためにそういう事が出来てしまうのが映画監督としての資質ではないかと思う。それが出来た上で名作、傑作が撮れるのが名監督、巨匠と呼ばれる人達。

自分が思い描くシーンを撮るために妥協はしないのが黒澤監督。『乱』の撮影で役者さんの準備不足か何かで二度に渡って撮影中断になっていた。一度目はその様子が見られてハラハラしたけど二度目は何故かテロップだけで中断になった事が伝えられる。あくまで勝手な想像だけど二度目は相当な修羅場になったんじゃないだろうか。その為に自主規制されたのでは。最近『シン・仮面ライダー』の撮影現場ドキュメンタリーがNHKで放送されて庵野監督の言動がパワハラなんじゃないかと一部で物議を醸した。二度目の中断の現場では『シン・仮面ライダー』以上の事が起きてとても見せられないとの判断がなされたんじゃないかとまた勝手な想像をしてしまう。
『荒野の用心棒』の主演として黒澤監督とは縁の有るクリント・イーストウッドの監督としての撮影スタイルは一つのシーンの撮影をあまり繰り返さないと聞く。別に手を抜いているとかではなくて準備は入念にした上で撮影の最終段階である演技に関しては役者さん任せでその最初に出てきたものがベストという事だろうと思う。どっちが良いとか悪いとかではなくそれぞれのスタイル。役者さんの方からしても何回か繰り返して作り上げていきたい人もいるみたいだし。『パーフェクト・ワールド』のケヴィン・コスナーは繰り返したいタイプだったとか何かで読んだか聞いた様な気がする。
イーストウッド監督の新作撮影の情報も出てきて法廷モノらしいという噂。

黒澤監督の撮影現場では複数のカメラを使って別アングルで同時に撮影をしている。「映画は編集次第」と黒澤監督もこの作品の中で仰っていて使える素材をより確保するためでも有るらしいが、どのシーンでそれぞれのカメラがどの様に撮ったかを覚えていないと肝心の編集の際にこんがらがりそう。こんがらがらないからそういう撮影をしているんだろうけど。

『乱』の撮影現場のドキュメンタリーは本作の他に二本有るらしい。『乱』は日本とフランスの合作で日本側の公式なドキュメンタリーと(本作が非公式という事ではないとは思う)、フランス人スタッフによるドキュメンタリー『ドキュメント黒澤明 A・K』。それぞれ見比べてみたい興味と気持ちだけは有る。



『乱 4Kデジタル修復版』を観た。1985年、日本=フランス、2時間42分。
戦国時代の武将一文字秀虎は数々の非道な行いによってその地を治めるに至った。齢七十となった秀虎は隠居を決め家督を嫡男の太郎孝虎に譲り次男の次郎正虎、三男の三郎直虎には太郎を支えるように言い渡すが三郎は太郎と次郎と違い自分の意見をぶちまけ秀虎の逆鱗に触れ勘当の身となる。
秀虎は無用な混乱を避けるためしばらくの間名目上は当主のままでいる事としたがその事が親子の間での確執を生んでしまう。

2本ともポレポレ東中野にて。上映時間の関係でドキュメンタリーの方を先に観る事になった。あんまり前情報は入れたくないタイプではあるけど、撮影意図だとか撮影現場では何が起きていたかが分かった上で観るのも役に立つし面白さも無い事は無いなあと思った。ネタバレや余計な情報になってしまう可能性が有る事も考えなければならないが。

黒澤作品は時代劇も多いけど合戦シーンが有るのは本作と本作の前の『影武者』くらい?『影武者』は未見。『七人の侍』は少数の侍と大人数の野武士の対決だから合戦とはちょっと違うような。
ドキュメンタリーで合戦シーンでの撮影の様子も観ていたけど、黒澤監督が意図していたものを映像として目にするとこういう事だったんだなあと思う。騎馬隊と歩兵達を同じ画面で同時に見せる事によってそのスピード差と物量の違いを現したかったのではないかと思ったしその事で引きの絵でも画面に迫力が生まれいて良かった。

話の内容としては黒澤監督もこの撮影当時は75歳で秀虎とほぼ同年代で、おじいちゃん目線による人生の後悔、そしてそれをやり直せる機会は滅多に無くむしろ後悔が増すばかりなので後悔の無い人生を選んだ方がいいよ。という事ではないかと思う。人道的に最悪だった戦国時代だからという事ではなく特にきな臭い話ばかりの現代にも通じるメッセージで、黒澤監督が本作を自身のライフワークと位置付けたのは後々の世に残したかったからではないかと思う。

近年と言うか実質的にいなくなった文明開化の時代から既に侍がSAMURAIみたいな感じでもてはやされているのではないかと思うけど、侍について詳しくない、かと言って調べもしないので侍と呼ばれる人達がどの時代からどの時代にまでいて、もてはやされているのはどの時代の侍を指しているのだろう?と思っていて。江戸時代は侍なのか武士なのか?侍と武士は違うのか?江戸時代でも侍と言うのなら江戸時代の侍なんてただ武士社会の頂点にふんぞり返っているだけだと思うし。中には世の中の役に立ったいいお侍さんもいただろうけど。
そんな事をスポーツで侍なんとかと耳にするたびに常々考えていたりする中で本作に出てくる侍、特に殿様の側近の侍が殿様にも自分の意見をずかずかと言って対等と言うか来る時が来たらいつでも立場の逆転を視野に入れているような。それは群雄割拠の戦国時代だからなのかもしれないが、主君に仕えるのが侍の本分だとしても仕えられない所では自分の意見を押し通していてそれはカッコいいと思う。それでも人間としては最悪の部類なんじゃないかと思うが。
そういった侍である鉄(くろがね)役に黒澤監督は高倉健さんを起用したかったのだけどスケジュール上の事で叶わなかったのだとか。ウィキペディアより。実際に演じられた井川比佐志さんが良かったけど。井川さんだけに限らず皆さん良かった。次郎正虎役の根津甚八さんカッコ良かった。
皆さん声もカッコいい。加藤武さんは兜被って髭面なので見た目では誰だか分からないけど声を聞くと加藤さんだとすぐに分かる。根津さんは『アンタッチャブル』のフジテレビ版の吹替えでエリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)を演じていてそれを観た事が有るのを思い出した。声優としては他に『機動警察パトレイバー2 the Movie』の柘植役。重要なキャラクターだけど出番はそんなに多くはないが。
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