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シネマ★シネマ★シネマ 1997年 11 [シネマ★シネマ★シネマ]



作品紹介
"BATMAN & ROBIN" 『バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲』
監督 : ジョエル・シュマッチャー
出演 : ジョージ・クルーニー、クリス・オドネル、アリシア・シルヴァーストーン、マイケル・ガフ、パット・ヒングル、アーノルド・シュワルツェネッガー、ユマ・サーマン

"MY BEST FRIEND'S WEDDING" 『ベスト・フレンズ・ウェディング』
監督 : P・J・ホーガン
出演 : ジュリア・ロバーツ、ダーモット・マロニー、キャメロン・ディアス、ルパート・エヴェレット

"BLOOD & WINE" 『ブラッド&ワイン』


全米興行成績トップ10
"SELENA" 『セレナ』

"LIAR LIAR" 『ライアー ライアー』

の2本が初登場。


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ボバ・フェットの最期ってなんであんな感じなんだろう?ジョージ・ルーカスもそこは作り直す気は無かったのか。
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『不思議の国の数学者』『スカイ・ハイ 4Kレストア版』 [映画]

『不思議の国の数学者』を観た。2022年、韓国、1時間57分。
名門私立校に通う高校生ジウ。数学が苦手なため担任からはこのまま落ちこぼれるより他校への転校をすすめられるが母親想いのジウは母親の期待を裏切る事は出来なかった。ふとした事で知り合った夜間警備員のハクソンが数学の難問を解いた事を知り教えを乞う。

初めの方でこれは『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』っぽいなあと感じたがそっくりそのままというわけではなかったので良かった。なんにしても南北問題が絡んでくるのは韓国映画ならでは。映画だけではなくドラマ等でもそうなのだろう。そして最後の方でまた『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』っぽい感じにはなる。
数学の素晴らしさや面白さが伝えられようとしていて、数学に限った事ではなくて学問、勉強全般に対してなのかもしれない。それがちゃんと伝わってきたように思えた。
とにかく円周率π(パイ)の数列を音符に置き換えるとメロディになるというのが凄い大発見だなあと感心した。その大発見はこの映画以前にも有ったみたい。しかし、動画サイトに上がっているのを聴き比べてみると全然違うメロディだったりするのは何故なのか?
宇宙に存在する物体は球体になる、球体になろうとするのではないかと思う。液体が球体になる様に。恒星(太陽)、惑星がみんな球体なのはそういう事だと最近になってYouTubeで見た。https://www.youtube.com/shorts/d-XJkOeDfzs
人間を含む地球上の生物の肉体も宇宙空間に生身でほっぽり出されたら球体になろうとして圧縮して破裂するんじゃないだろうか。そんな動物実験も既に行われているのか?
その球体を数値化するにあたって必要なのが円周率π。そのπが真空である宇宙空間では聞こえない伝わらない音、音楽を現す事になるというのがなんとも不思議で神秘的だし、勉強や学問を追求するとそういったまだ人間が知る事の無い不思議に辿り着けるのだなあと思う。
渚カヲルくんが「音楽は素晴らしいね」と言う意味はこういう所にも有るんじゃないだろうか。








『スカイ・ハイ 4Kレストア版』を観た。1975年、香港=オーストラリア、1時間46分。
オーストラリアの観光地エアーズロックを一人の中国人が訪れる。オーストラリア人との麻薬取引のためだったが捜査網を敷いていた現地警察との格闘の末に逮捕される。報せを受けた香港警察のファン・シン・レイ刑事はオーストラリアへと向かう。

全く知らない映画だったがシネマート新宿で一週間限定レイトショー上映されたので観た。
香港のアクションスター、ジミー・ウォング主演。ジミー・ウォングの出演作をあまりというよりほとんど観てこなかった。名前だけは知っていて、香港の黒社会との繋がりもある人という事も。ジャッキーとロー・ウェイとの間の契約でのいざこざが起きた際にそのジミー・ウォングの人脈によって和解に至ったと言われているのは本作の数年後。
2000年代からは映画の出演は数本だけで昨年お亡くなりになった。
代表作の一つは『片腕ドラゴン』(1972年)なのではないかと思う。『片腕ドラゴン』も観ていないがちょっとしたあらすじ、カンフーの使い手が片腕となるがその片腕だけで悪者と闘う。という事だけは知っている。
そういった何かしらの大怪我を負うのがジミー・ウォングの他のアクションスターには無い特徴なのではないかと本作を観て思った。アクションシーンが有る度に結構な怪我を負う。そういう意味でのリアルファイトなのかもしれない。

2代目ジェームズ・ボンドとして知られるジョージ・レーゼンビーがオージー・ギャングのボス役。2代目ジェームズ・ボンドとしてしか知らず出演作品を観るのは初めて。てっきりイギリス人かと思っていたがオーストラリア人という事。
思っていた以上にアクションで動ける人だった。ジェームズ・ボンドに起用されたのもアクションが出来る人だったからだとか。ウィキペディアより。
本作ではスタント無しで火だるまになったのが凄い。

初めの方に出てくる中国人の密売人役はサモ・ハン・キンポー。ユン・ピョウも一瞬だけ出ていたような気がする。

冒頭のエアーズロックでのアクションシーンは相当な貴重映像だろうと思う。現在は観光客の登山自体が禁止になっている。

本作の主題歌「スカイ・ハイ」は覆面プロレスラー、ミル・マスカラスの入場テーマ曲としてのイメージが強いけど本来は本作の主題歌として作られたという事を初めて知った。
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『私、オルガ・ヘプナロヴァー』『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』 [映画]

『私、オルガ・ヘプナロヴァー』を観た。2016年、チェコ=ポーランド=スロバキア=フランス、1時間45分。
1970年代初め、チェコスロバキアにおいて最後となる女性死刑囚オルガ・ヘプナロヴァーは何故その罪を犯し罰を受ける事を望んだのか。

意図的なのか上手くないのか、状況が分かりづらいし心理状態もよく分からない。映画を観た後であらすじを読んでどういう事だったのか分かった。
当時社会主義国家であったチェコスロバキアの社会情勢などの事前の知識が必要なのかもしれない。
状況を詳しく説明しないのは国や社会や年代がどうこうではない、一人の人間としての普遍的な物語という事なのかもしれない。
自分は他の人間とは違うから尊重しろと願いその様な行いをする事で社会から疎外される、または疎外されている様に感じる。ある意味疎外される事が他の人間とは違うと認められたようなものなのだけど尊重はされない。それは社会主義国家だからという事ではなくて、異質なものとしての扱いをされた事が彼女を深く傷付けたと。
だからと言ってその代わりに他の人を傷付けていいわけでは決して無く。
どうしたって社会の中で生きていくしかないのだから、そこはある程度は自分が社会に合わせるとか、どうしても我慢ならない所は社会を変えていくとかの地道な努力が生きていく上で必要で。そう考えると生きるって面倒臭えなあと思う。という事でオルガもああいう事をしたのかもしれない。



『博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』を観た。1964年、イギリス=アメリカ、1時間33分。
東西冷戦の最中、アメリカ空軍将校が独断でソ連への核爆撃を指示する。ソ連では核攻撃された場合、より強力な報復手段が発動されその際には人類は滅亡する。

人類滅亡か。という深刻な危機的状況がコメディタッチで描かれる。かといってそこに関わっている人達がふざけているわけではなくみんな大真面目。なんだけど全体の事は顧みず自分達の事だけを最優先にしている人ばかりなので大真面目に最悪な馬鹿な事をしでかしている。なんか最近同じ事が身近で現実にも起こっている様な。
現代日本のリメイクとか作れそう。『12人の優しい日本人』みたいな。監督は誰だろう?アニメなら(実写でも有りかもしれない)今 敏監督が存命だったらなあ。と考えてみたりする。

ウィキペディアを見たら別のラストシーンも有ったみたいで実際撮影も行われていたらしい。相当無茶苦茶な事になった様なのでその映像も観てみたい。

目黒シネマにてレイトショー。その前の二本立てでは『羊たちの沈黙』と『セブン』を上映。『羊たちの沈黙』は確か何年か前に午前十時の映画祭で上映されたと思うが『セブン』が映画館で上映されるのはこれまで滅多に無かったので観たかった。ゴールデンウィーク中という事もあってか連日混んでいたらしいので当日窓口での自由席に日和って断念した。レイトショーはネット予約が出来る。
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