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今日のポストカード(あしたのジョー) [映画のポストカード]

ハード・コアを観た。

間違った世の中で正しく生きたいと願う男の前に一体のロボットが現れる。

ネタバレ有。

現代日本は間違いだらけで、そんな世の中を正したい、もしくは自分だけは正しくありたい。と思う主人公はそれを頑なに守ろうとすればするほど滑稽になってしまう。
それが現代のハードボイルドという事の様。
おかしくてカッコ悪くて、でもなんかカッコよかった。ハードボイルドを貫こうとしたからカッコよく思えたのだろう。

エピローグは映画のオリジナルらしい。救いが有って良かったと思う。何かどこかで報われてほしい。
それより前に弟はちゃんと約束は守ったわけで。それで十分報われたのかもしれないが。弟からしたら無様な兄貴の生き方が弟に影響を与えていたのかも。

ロボットは何なんだろうか? ロボットの存在面白いからあんまり深く考えなかった。
超高性能ロボットが現れるぐらいじゃないとそう簡単には人生変わらないという事なのか。
主人公の人生を変えたロボット(人工知能)もまた主人公の生き方に影響を受けたのかも。



暁に祈れを観た。
タイの刑務所に収監された英国人。

タイの刑務所おっかねえ。と、ただただ思った。タイで悪い事絶対出来ない。それよりタイに行きたくないとさえ思える。

主人公は元々ムエタイの選手で、収監後はムエタイが刑務所で生き抜く事の一つの手段になる。
ムエタイのシーンも練習、試合と結構有るけど、バストショットが多いのが残念。それは被写体により近付いた方が迫力の有る画になるという判断なのか。個人的には全体の動きが見たい。
試合で1ラウンド(途中KO)をワンカットで撮ってるのも有ってそれは良かった。やっぱり段取りは決めているんだろうけど、そうとは思えない動きだった。

刑務所対抗ムエタイ大会は主人公の収監されている刑務所とは別の刑務所で開催。主人公のいる刑務所では囚人は朝昼晩ずっと半裸だけど、開催場所の刑務所ではTシャツを着ている。確か山間部だったような。
どっちも暑い事には変わりないんだろうけど、服なんか着てらんねえっていう暑さよりは大分ましに思える。

刑務所で格闘技といえばあしたのジョーを思い浮かべるが暁に祈れには力石(主人公のライバル)がいない。力石がいたらもっとスポ根度が上がったのかも。
あしたのジョー (1+2).jpg
2003年に刊行された雑誌ジョー&飛雄馬。確か表紙がポストカードとして付録で付いていてこの2冊だけ買った。
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