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プラネテス

プラネテスを観た。
2075年。人間は本格的な宇宙への進出の足掛かりを作り上げていた。それに伴い新たな問題といつも通りの人間同士の軋轢を宇宙に持ち込んでしまう。果たして人間は宇宙に進出するべきなのか。

1999年から2004年までモーニングで不定期連載されたSF漫画を2003年にテレビアニメ化。NHKのBSで放送。
当時モーニングを毎号読んでたかその時たまたまだったかは覚えていないが第1話を雑誌掲載時に読んでるのは覚えている。それ以来の原作漫画のファン。
特に単行本第1巻のファンなので初放送当時に第1話だけ観てアニメは観るのをやめてしまった。あれからやっぱりいつかは観ておくべきかと常々思っていたが外出自粛のこの際なので観た。
全部で12話くらいだろうと思って観始めて10話あたりで全26話と分かった。その時点ではとりあえず続きがまだ有って嬉しいという感じではなかった。
後半は前半のエピソードを活かした連続エピソードとなっていて興味深く観れた。昔に観た時の思ってたのと違う感は全話を通してもあまり変わらなかったが、漫画とアニメは別物と理解したのでアニメはアニメで良かったのではないかと思う。と一応納得した後で原作漫画を読んだ。全4巻(4巻だけ1.5巻分くらい有るので全4.5巻と言ってもいいのかも)で第1巻だけは何年かに1回は読んでいる。SFの連作短編作品として完成されていると思う。第1巻以降は久し振りに読んでアニメが原作とそれほど掛け離れていない事が分かった。むしろ全4巻のエッセンスを上手く散りばめてシリーズアニメを作り上げられていたのだなあと思い直した。

一つものすごく残念なのは原作の第1話を基にしているエピソードの出来が今イチ。

月面人(ルナリアン)ノノの声はこおろぎさとみさん。なのでつい野原ひまわりが成長したらノノみたいな感じになるのかも。とか考えてしまう。
クラッシャージョウの竹村拓さんもちょっとだけゲスト出演されていた。クラッシャージョウの世界は2160年代でもしかしたら繋がっている世界なのかも。同じサンライズ作品だし。とかも考えてしまう。

帯付きなのをちょっと自慢してみたり。しかし背表紙はかなり日焼けしてしまった。
プラネテス.JPG
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