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ファイティング・with・ファイア、マザー! [映画]

ファイティング・with・ファイアを観た。2019年、1時間35分。
カリフォルニア州レディングの森林降下消防隊(スモークジャンパーズ)は分署長ジェイクの指揮の下で目覚ましい働きをしていた。ジェイクは今は亡き父親に子供の頃から消防士としての英才教育を受け、父親の夢でもあった本部長への就任が目前に近付いてきた時火災救助した3人の子供の面倒を一時的に見る事になった。

思っていた以上にコテコテなドタバタコメディで最初は面食らったが嫌いじゃないので問題無し。
悪人はほとんど出てこず予想外な展開も無い。だから面白くないという事では無く、だからファミリーコメディとして安心して観れて面白い。

本職のコメディアンはジェイクを補佐する頼れるんだか頼れないんだか分からない人を演じたキーガン=マイケル・キーくらいなのだろうと思う。面白い人だった。お!バカンス家族にも出ていたらしい。
主演のジョン・シナは現役のトッププロレスラーでもある。アクション映画だけではなくコメディ映画にも結構出演していてドウェイン・ジョンソンやデイヴ・バウティスタ同様にかなり器用な人。ハルク・ホーガンの映画出演作はロッキー3くらいしか観てないか。






マザー!を観た。2017年、2時間1分。
人里離れた一軒家に住む夫婦。妻は二人だけの時間を大切にしていたが予期せぬ訪問者を夫が受け入れた事によって徐々に平穏な日々が失われていく。

日本での劇場公開が決まっていたけど何らかの理由で公開が中止になった曰く付きの作品。確か限定的に一部の映画館で上映はされたんではなかったかと思う。
ちらっと感想を目にすると不条理とか不快とかいうワードを目にして公開が中止になるほどのとんでもない事が繰り広げられるのではないかと恐れをなして今まで未見だった。

見るに堪えないような酷い事は起こらずちゃんと理に適っている話で納得できた。聖書を基にしているんだろうと思う。しかし人間はがさつで遠慮を知らない傲慢な存在で、そんなのが祝福されるはずもなくいつか大きな罰を受ける。
あの方は人間の事が好きで。確かに愚行も含めて思いもしなかった事を仕出かすから面白い存在なのかもしれない。
好きであるが故の慈悲なのか人間は赦しを与えられるが結局同じ事を繰り返してしまうのだろう。

ダーレン・アロノフスキー監督は聖書のノアの方舟を基にした映画も作っていて2本はセットになっているんじゃないだろうか。
2作品だけに限らず全ての作品に聖書、宗教的な意味合いが込められているのかもしれない。


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