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懐古の客

藤子・F・不二雄先生のSF(少し不思議)短編作品最多出演の未来の世界のカメラのセールスマン、ヨドバ。初登場は1981年なので来年40周年。記念のグッズ出ないだろうか。
唯一の主演作品懐古の客(1982年)で何故いつもジリ貧なのかその理由が明かされる。
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ヨドバと名乗るのは本作のみ。
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そしてヨドバ氏と呼ばれるのも本作のみ。ちなみにほぼ間違いなくヨドバシカメラからの命名。
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懐古の客はトキワ荘に非常によく似たアパートが舞台。アパートの住人で駆け出しの青年漫画家がもう一人の主人公。
F先生のSF短編作品の中にトキワ荘によく似たアパートは何度か出て来るが、1982年という年はトキワ荘が解体された年で、トキワ荘の思い出を込めつつブラックユーモアなSF短編に仕上げたのでしょうか。

青年の住む四畳半の部屋。漫画を描くのは座卓で。座卓といえば藤子先生のために手塚先生が残していってくれたもの。
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玄関と廊下。
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階段、共同炊事場やトキワ荘の住人にとてもよく似た未来人なども描かれている。

公衆電話は1982年当時の物。
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そして解体。ヨドバの苦難の人生の始まり。
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メンチカツとフランスパン。
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実際のトキワ荘は見た事無くてA先生のまんが道からの情報だけど、個人的にトキワ荘で印象深いのはトキワ荘の玄関に向かう通りの隣家の塀。

その塀は残念ながらトキワ荘マンガミュージアムには無いみたい。出来れば塀が有って欲しい。
https://tokiwasomm.jp/information/galleryroom.php

確かトキワ荘の青春では塀が再現されていたと思った。
http://tokiwasou2020.com/
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